4日、福岡と韓国の釜山(プサン)を結ぶ高速船が2年8カ月ぶりに運航を再開しました。
日本と外国を結ぶ旅客船の再開は、新型コロナの感染拡大以降、全国で初めてです。
福岡〜韓国 新型船が就航
JR九州高速船が運営する福岡市の博多港と韓国のプサン港を結ぶ高速船が4日午前9時に128人の客を乗せ、出港しました。
この航路は新型コロナの感染が拡大したおととしの3月から運航を休止していましたが、国の入国制限緩和などを受けて2年8カ月ぶりに再開しました。
国土交通省によると、感染拡大以降、日本と外国を結ぶ旅客船の再開は全国で初めてです。
福岡と釜山(プサン)を結ぶ高速船は「ビートル」の名で親しまれてきました。
しかし今回は、定員を倍以上の500人余りに拡大した新型船「クイーンビートル」を就航させ、所要時間は3時間40分です。
4日に両国で予定されていたセレモニーは、ソウルの繁華街である梨泰院(イテウォン)の事故を受けて中止になりましたが、当面は週1便で運航されます。
また、運航再開を記念し今月の片道の普通運賃は半額の8000円に設定されています。
JR九州高速船の水野正幸社長は、「1000日にわたって博多港の国際線ターミナルを閉鎖し、社員ともども厳しい状況を乗りこえてきた。ついにこの日を迎え感無量です。船の旅をゆっくりと楽しんでほしいです」と語りました。
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