5月11日に開催された「第15回IMT-GTサミット」においてインドネシアのジョコ大統領は、インドネシア・マレーシア・タイの3国がインバウンド誘致を強化することを目的に連携をより強める姿勢を示しました。
具体的には、2023年〜2025年のあいだに6,000万人の観光客を誘致し、750億米ドルの外貨収入を達成することを目標としています。
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IMT-GTサミットを開催
ASEAN首脳会議と同日にあたる5月11日、IMT-GT加盟国の高官らの立ち会いのもと「第15回IMT-GTサミット」が開催されました。
「IMT」はIndonesia(インドネシア)とMalaysia(マレーシア)、Thailand(タイ)の頭文字、GTはGrowth(成長)とTriangle(三角形)の頭文字を取ったもの。
開会式の演説でインドネシアのジョコ大統領は、「世界的な危機のなかでも2021年のIMT-GT貿易額が6,180億米ドルに達したこと」に感謝の意を表明しました。
3年で6,000万人のインバウンド誘致を目指す
インドネシアのジョコ大統領は演説で、IMT-GTが包括的かつ持続可能な経済成長の原動力であり続けることを奨励しました。
観光業に大きな打撃を与えた新型コロナウイルスの影響により、IMT-GTの3か国(インドネシア、マレーシア、タイ)においても海外からの観光客数は激減しました。
コロナ禍から回復しつつあるなか、2023年~2025年を「Visit IMT-GT Year」と位置付けて観光業の回復をアピール。この期間内に6,000万人の観光客を誘致し、750億米ドルの外貨収入を達成することを目標としていることも付け加えられました。
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<参照>
IMT-GT:leaders-joint-statement-for-the-15th-imt-gt-summit-in-labuan-bajo-indonesia
TTG ASIA:Indonesia strengthens tourism ties with Malaysia and Thailand
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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