チームラボ豊洲、訪日外国人の「10人に1人」が来館!開館以来「過去最高」に

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東京・豊洲の「チームラボプラネッツTOKYO DMM(以下、チームラボ)」では、2023年4月に訪れた外国人客数が約17万人を突破し、月間の外国人客数においては過去最高を記録しました。

日本政府観光局JNTO)が発表した4月の訪日外客数195万人に対し、チームラボに来館した外国人数の割合はおよそ9%。訪日外国人のおよそ10人に1人がチームラボへ来館した計算になるとしています。


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チームラボ、月間の外国人客数で約17万人を記録

チームラボプラネッツの様子
▲チームラボプラネッツTOKYO DMM:プレスリリースより

チームラボは、水や光、花、デジタルアートを使った4つの作品空間と2つの庭園で構成されています。作品空間に身体ごと没入することで、「境界のない世界と一体となる体験」を楽しむミュージアムです。

訪日外国人に人気の観光スポットのひとつで、チームラボを運営するPLANETSは6月1日、4月の訪日外国人来館数が約17万人を突破し、2018年7月の開館以来、過去最高記録を更新したことを発表しました。

関連記事:チームラボ 訪日外国人「来場者の6割」に、春は「桜」でさらに呼び込む

訪日外国人のおよそ10人に1人が来館

水際対策が大幅に緩和されて以降、チームラボにはアメリカオーストラリアなど世界174の国と地域から、多くの外国人が来館しています。2022年12月9日~2023年1月9日の1か月間には来館者全体の6割を外国人が占めていることを発表しました。

日本政府観光局JNTO)が発表した2023年4月の訪日外客数推計値はおよそ195万人。チームラボの4月の外国人客数はおよそ17万人。訪日外客数全体のおよそ9%に該当することから、訪日外国人のおよそ10人に1人がチームラボへ来館している計算になります。

チームラボプラネッツの来館外国人数と訪日外国人対比
▲チームラボ:プレスリリースより

訪日ラボが分析した「チームラボインバウンド口コミ調査(4/27〜5/14実施)」では、口コミ数の9割が外国語で、かつ日本語よりも外国語の口コミのほうが高い評価を得ていることがわかっています。

これまでの調査結果から、チームラボ訪日外国人に東京観光の注目スポットのひとつとして認識されていると考えられます。

チームラボプラネッツのインバウンド口コミレポートについては「口コミの9割以上が「外国語」!インバウンド超人気『チームラボ』の口コミ分析」で紹介しています。合わせてお読みください。

7月は「ひまわり」をテーマにした作品空間に変化

7月1日〜7月31日の1か月間、チームラボプラネッツは「ひまわり」をテーマにした作品空間に変化します。

日本政府観光局(JNTO)の「国籍/月別 訪日外客数(2003年~2023年)」によると、コロナ禍以前の2019年まで、7月は1年のなかでも比較的、訪日外客数が多い傾向にあります。

水際対策が終了したことでインバウンド需要が急回復しているため、2023年の7月はコロナ前と同様に多くの外国人が日本を訪れると予想されます。

公式サイトやアプリ、施設内では多言語で対応したりヴィーガン向けの料理やアイスを提供したりと受入環境も整備。7月のチームラボプラネッツの外国人客数はさらに増加すると考えられます。

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<参照>

PR TIMES:チームラボプラネッツ(東京・豊洲)、夏限定で【ひまわり】が咲き渡る世界に。2018年7月の開館以来、月間の訪日外国人来館者数が過去最高に。
日本政府観光局:国籍/月別 訪日外客数(2003年~2023年)

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。

<本セミナーのポイント>

  • 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
  • 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
  • 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
  • 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける

詳しくはこちらをご覧ください。

宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる

【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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