インバウンド向け衣料シェアリングサービスの実証実験開始:JALと住友商事が提携

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最近の旅行トレンドとして、サステナブル・ツーリズムが世界中で注目を浴びています。飛行機の移動で排出されるCO2を減らすため、荷物を最小限に抑えることが求められています。

そのような中、日本航空(JAL)と住友商事が提携し、訪日外国人観光客を対象にした衣料シェアリングサービス「Any Wear, Anywhere」の実証実験を開始しました。


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衣料シェアリングサービス「Any Wear, Anywhere」とは?サステナブルな観光の新たな形

今回実証実験が始まった衣料シェアリングサービス「Any Wear, Anywhere」は、訪日外国人観光客が自分の衣類を持たずに渡航し、日本の滞在先で必要な衣料品をレンタルするというものです。

衣食住のうち、これまで現地のものを使用することが少なかった「衣」に着目し、渡航先ですべてのライフスタイルをカバーするという新しいコンセプトです。

実証実験は2023年7月から2024年8月まで

実証実験の期間は2023年7月から2024年8月までです。

利用方法はシンプルで、専用の予約サイトから訪日のシーズンや目的に合わせて衣料セットを選び、搭乗するJAL便の予約番号と衣服の受け取り日、返却日、滞在先を入力して決済するだけです。

予約した衣料セットは、指定したホテルなどの滞在先で受け取り、返却することができます。

利用者のニーズに寄り添いつつサステナブルな観光推進に取り組む

JALと住友商事は、この実証実験を通じて、利用者のニーズに寄り添いつつ、サステナブルな観光を推進していくことを目指しているということです。

実証実験を通して環境に与える効果を計測し、今後サステナブルな訪日旅行の新たな選択肢となることが期待されています。


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<参照>

JALプレスリリース:インバウンド向け衣料シェアリングAny Wear, Anywhereの実証実験開始について

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2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

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  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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