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中国、ビザ免除措置を再開へ?

中国の国務院は9月29日、コロナ禍を経て観光およびビジネスの交流を促進するため、査証(ビザ)免除措置を再開していくことを公表しました。
また、運休していた近隣諸国との航空便を増便して中国訪問を促進することも明らかにしました。
今後は観光客の利便性が向上し、国際交流が活発化する見込みです。
なお10月30日現在、日本人へのビザ免除措置は停止されたままです。
今後はビザ免除が再開され、両国の往来が活性化することが期待されます。
<参照>中華人民共和国国務院情報弁公室:国务院办公厅印发《关于释放旅游消费潜力推动旅游业高质量发展的若干措施》的通知(中国語)
<関連記事>訪日ラボ:中国、ビザ免除措置を再開へ 航空便も増便
広島・宮島で「訪問税」10月から開始 オーバーツーリズム対策

10月1日から、広島・宮島を訪れる人からの「宮島訪問税」の徴収が開始されました。
宮島訪問税は、宮島に訪れる観光客や訪問者の増加に伴い、発生する問題や行政ニーズ(財政需要)への対応策の一環として導入されました。
宮島を訪れる人がこの美しい観光地域の環境保護と維持に貢献することが期待されています。宮島訪問税による収益は、宮島の持続可能な発展に利用される予定です。
宮島訪問税には2つのパターンがあり、訪問者は以下の2パターンから選ぶことができます。
- 宮島を訪問(入域)するごとに1人1回100円
- 1年分を一時に納付する場合は、訪問者1人1年ごとに500円
なお、宮島町の区域の住民や、宮島町の区域内に通勤する者などは対象外となります。
<参照>廿日市市:宮島訪問税の概要
<関連記事>訪日ラボ:広島・宮島で「訪問税」10月から開始 オーバーツーリズム対策で
8月外国人宿泊 引き続き「1,000万超」、観光庁 宿泊旅行統計

観光庁は、令和5年(2023年)8月の延べ宿泊者数(第1次速報)を公表しました。
8月の延べ宿泊者数は5,254万人泊で、前年同月比31.9%増となりました。
このうち外国人延べ宿泊者数は前月に引き続き1,000万人泊を超え、1,034万人泊(前年同月比1330.5%増)となっています。
外国人宿泊者数は前月と比較して減少しましたが、引き続き1,000万人泊を超えています。
訪日外客統計でも8月は7月よりも例年減少する傾向にあるため、季節変動によるものであり、訪日需要回復の勢いが衰えたというわけではなさそうです。
<参照>観光庁:宿泊旅行統計調査
<関連記事>訪日ラボ:国籍別宿泊数「中国」が1位 / 8月外国人宿泊 引き続き「1,000万超」【観光庁 宿泊旅行統計 2023年7・8月】
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「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
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- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
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