イギリスの有名旅行誌ワンダーラスト(Wanderlust)は、読者が選出する旅行先ランキングである「Wanderlust READER TRAVEL AWARDS」2023年版の結果を発表しました。
その中でも主要な部門の一つである「世界で最も魅力的な国」部門において、日本は2位にランクインしました。
またそれ以外にも、複数の部門で日本や東京がランクインする結果となりました。
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「世界で最も魅力的な国ランキング」日本は2位
Wanderlust社は、1993年にイギリスで発刊された同名の旅行誌から始まった旅行誌編集会社で、イギリス国内のみならず世界的に広く影響力を持っています。
同社は、読者が選出する旅行先ランキングである「Wanderlust READER TRAVEL AWARDS」を毎年発表しています。
2023年のランキングでは、最も主要な部門である「世界で最も魅力的な国」部門において、日本が2位を獲得しました。
「世界で最も魅力的な国」部門のランキングは以下の通りです。
- オーストラリア
- 日本
- アメリカ
- カナダ
- コスタリカ
- 韓国
- 南アフリカ
- ブラジル
- ニュージーランド
- チリ
※ヨーロッパの国々は別枠でランキングが発表されています。
- クロアチア
- スペイン
- イタリア
- ギリシャ
- フランス
- ドイツ
- スロベニア
- アイスランド
- スコットランド
- オーストリア
自然・文化の幅広さが評価 円安も追い風に
アメリカの旅行情報サイト「Travel Off Path」はこの日本のランクインを受け、日本は「世界中からの観光客の心を動かす、個性的で先端的な旅行先」であるとコメントする記事を発表しました。
同記事ではまた日本の魅力について、京都のような典型的な目的地だけでなく、「九州・南西諸島のビーチや、北海道の山々や温泉など、想像以上の多様性を持っている」点にあるとコメントしています。
また同記事の最後には、円安ドル高のためアメリカ人が訪れやすい旅行先であることや、治安の良さや公共交通の充実などによりソロ旅行者にとっても理想的な国であることにも言及されました。
複数の部門で日本がトップ10入り 東京は「世界で最も魅力的な都市」3位
Wanderlust社のランキングでは、「世界で最も魅力的な国」以外にも、日本が3つの部門でトップ10にランクインしています。
「文化的に最も魅力的な国」部門では、日本はフランス、イタリアに次ぐ3位にランクインしました。
「美食において最も魅力的な国」部門では、イタリア、フランス、モロッコに次ぐ4位となっています。
また、都市別のランキングのうち「世界で最も魅力的な都市」部門においても、南アフリカのケープタウン、シンガポールの首都シンガポールに次ぐ3位に、東京がランクインしました。
コロナ禍が収束し、旅行先としての日本の注目度は再び上昇しています。来年2024年はこの勢いがどの程度伸びていくのか、注目が集まります。
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