岐阜県白川村が新たな取り組みとして、レスポンシブル・ツーリズムをテーマにした「白川郷レスポンシブル・ツーリズムサイト」を12月にオープンしました。
レスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)は観光地や観光業者だけでなく、観光客も主体性や責任意識を持って旅行することで、過度な観光客の集中であるオーバーツーリズムを改善できる手段のひとつとして考えられています。
また、岐阜県高山市では外国人旅行者向けにマナー啓発動画を作成するなど、持続可能な観光地域づくりに向けた取り組みが本格化しています。
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白川郷レスポンシブル・ツーリズムサイトについて

白川村は訪れる人々に白川村の大切な価値を伝え、責任ある観光行動を促すことを目的に「白川郷レスポンシブル・ツーリズムサイト」を開設しました。
とくに環境保護や文化継承に焦点を当てていて、訪問者にはその重要性を理解し、実践してもらうことが期待されています。
サイトは日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、フランス語の5言語で提供されるなど、より多くの国の人々に情報が届くよう配慮されています。
「レスポンシブル・ツーリズム」を推進する背景
近年、白川村への観光客数が急増しています。とくに世界遺産に登録された合掌造り集落には、今なお500人近い村民が暮らす中、年間200万人以上の訪問者を迎え入れています。
このような状況の中で、村は観光による環境や文化への負荷を軽減するために、レスポンシブル・ツーリズムの推進を決定しました。訪問者自身が自分たちの行動が地域に与える影響を理解し、それに応じた行動を取ることを目指しています。
白川村におけるマナー啓発のこれまでの取り組み

白川村ではこれまで観光客のマナー向上を目指し、3段階にわけてさまざまな取り組みを行ってきました。
第1段階として、観光客と地域住民との文化の違いを4コマ漫画で伝える取り組みを実施しました。続く第2段階では、言葉の壁を越えるためにピクトグラム(絵文字)を使って簡潔にマナーを伝える看板を設置しました。
そして第3段階の取り組みとして、アフターコロナの観光回復に伴い持続可能な観光地づくりの中のマナー対策のキーワードとしてレスポンシブル・ツーリズムを掲げ、訪問者に対して、環境や文化を尊重して責任ある行動を取るよう呼びかけています。
岐阜県高山市では「マナー啓発動画」を公開
高山市では外国人旅行者向けにマナー啓発動画を作成し、1月4日より公開しています。
動画では市長からのウェルカムメッセージや観光資源の紹介だけでなく、高山市の伝統文化や美しい自然が住民の努力によって維持されていることなどが紹介されています。
高山市内で安全、安心、快適かつ、市民に寄り添って過ごしてもらうことを啓発する内容になっているということです。
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<参照>
岐阜県白川村プレスリリース:「白川郷レスポンシブル・ツーリズムサイト」公開
岐阜県白川村:白川郷レスポンシブル・ツーリズム
岐阜県高山市プレスリリース:【岐阜県高山市】外国人旅行者向けマナー啓発動画を作成
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