兵庫県、万博契機に「インバウンド観光デジタルマーケティング事業」開始(ひょうご観光本部)

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公益社団法人ひょうご観光本部は7月9日、2025年開催される万博を契機に、外国人観光客の兵庫への来訪、宿泊意欲を喚起するため、外国人観光客向け誘客プロモーションを柱とした「兵庫県インバウンド観光デジタルマーケティング事業」を実施すると発表しました。

海外OTAメディアSNS等を活用した認知度向上施策を行い、海外OTAを利用する訪日外国人兵庫県内への宿泊数増加を目指すとしています。

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兵庫県インバウンド観光デジタルマーケティング事業の内容は

本事業は、大阪・関西万博を見すえ、関西圏への旅行を検討している外国人観光客に向けて誘客プロモーションを実施するものです。

訪日外国人の大半が宿泊予約にOTAを利用していることから、海外OTAを軸としたプロモーションを行い、認知度向上、宿泊数増加へつなげます。

まず7月19日に同県の宿泊施設関係者向けに海外OTA活用説明会を開催。海外OTA大手AgodaBooking.comの日本担当者を迎え、OTA利用のメリット、さらには外国人観光客の動向を踏まえてどのようにOTAを活用して宿泊施設に誘引するのか、などについて解説します。

続いて9月中旬以降、OTAサイト内に兵庫県特集ページを作成、OTAサイト内バナー広告・Google広告配信等での流入促進、海外有力メディアでの兵庫特集掲載などを進めるということです。

島根県も万博契機にインバウンド誘客プロモーション開始

兵庫県以外にも、関西周辺地域を中心に各自治体インバウンド向けの対策に乗り出しています。

例えば島根県は7月1日、訪日観光客に向けた誘客プロモーションを開始すると発表しました。大阪・関西万博を契機として、多言語対応プロモーションサイトを開設するほか、デジタル広告なども活用し、戦略的なプロモーションを実施していくとしています。

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<参照>

公益社団法人ひょうご観光本部プレスリリース:万博を契機とした兵庫へのインバウンド誘客拡大をめざす「兵庫県インバウンド観光デジタルマーケティング事業」を開始します!

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インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

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  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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