観光庁、2024年度「先駆的DMO」募集中

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

観光庁は、令和6年度(2024年度)「先駆的DMO」の募集を開始しました。

令和4年度に3法人を認定しており、今回は新たに3法人を選定します。募集期間は8月19日(月)17:00までです。

訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

先駆的DMOとは

先駆的DMOとは、観光庁が定めた以下6つの基準を満たしている観光地域づくり法人(以下、DMO)のことをいいます。6項目すべてで一定の水準を満たしているものを「Aタイプ」、いずれかの項目で一定の水準を満たしていないものを「Bタイプ」としています。

観光による受益が広く地域にいきわたり、地域全体の活性化を図っていること

1. 地産地消を含め、できる限り多くの事業者・業種も含めた誘客/観光消費戦略を策定

2. 観光による受益を、観光従事者の働きやすい環境づくり、地域住民の生活水準の向上につなげる等、地域の理解促進に向けた視点を織り込む

3. 行政を含む多様な関係者との連携により戦略を実現

誘客/観光消費戦略が持続的に策定される組織体であること

4. 人口減少が進む日本人だけに限らず、インバウンド誘客も含めた戦略を策定

5. データ収集・分析、戦略策定、戦略の検証・見直しのサイクルが適切に機能する仕組みを構築

6. 戦略策定に係る人件費や事業運営費等が安定的・継続的に確保される仕組みを構築


観光庁は、世界に誇れる持続可能な観光地域づくりを行う「世界的なDMO」の形成を目指し、「先駆的DMO」を選定して、戦略的な伴走支援を実施します。

先駆的DMOとは
▲世界的なDMOの形成:観光庁資料より

令和4年度(2022年度)には、先駆的DMOとして、以下の3法人が選定されました。

  1. 田辺市熊野ツーリズムビューロー(和歌山県田辺市)
  2. 京都市観光協会(京都府京都市)
  3. 下呂温泉観光協会(岐阜県下呂市)

専門家の派遣や伴走支援を実施

公募の背景には、三大都市圏にインバウンドが集中している中、オーバーツーリズムの防止・抑制や地方誘客による持続可能な観光地域づくりの加速化が喫緊の課題となっていることがあげられます。

今回選定された先駆的DMOには、「観光地経営アクションプランの作成への支援」そして、「観光地経営アクションプラン実施への支援」が行われる予定です。DMO側からの要請があれば、アドバイスを行う専門家が派遣されます。

募集受付は8月19日17:00まで

公募の受付期間は、7月19日(金)〜8月19日(月)17:00となっています。

<関連記事>

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!

訪日ラボに相談してみる

<参照>

観光庁:令和6年度「先駆的DMO」の募集を開始します

世界的なDMOの形成

【12/16開催】ホテルの売上・利益最大化に必須の「3つのポイント」を解説

2025年、ホテル業界はインバウンド回復、需要の激しい変動、OTA経由の予約集中、そして深刻な人手不足といった、かつてない環境変化に直面しています。

このような状況下で、今後も安定的に売上を伸ばし続けるためには、「集客」「予約数の向上」「レベニューマネジメント」の3領域で、確実に成果を出すことが不可欠です。

本セミナーでは、ホテルの売上最大化を支援する3社が、宿泊施設が今すぐ押さえておくべき実践的なポイントをわかりやすく解説。また、自社公式サイトの予約率を向上させた取組事例も併せて紹介します。

<セミナーのポイント>

  • ホテルが“選ばれる状態”をつくるためのMEO・口コミ対策の要点が学べる!
  • 公式サイトでの自社予約率を高めるための改善ポイントがわかる!
  • テクノロジーを活用してレベニューマネジメントと販売活動をアップデートする考え方が理解できる!

詳しくはこちらをご覧ください。

ホテルの売上・利益最大化に必須の「3つのポイント」を解説【12/16無料セミナー】

【インバウンド情報まとめ 2025年11月後編】中国の訪日自粛要請、観光庁長官の受け止めは? ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に11月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。
中国の訪日自粛要請、観光庁長官の受け止めは?/ 10月の訪日外客数389.6万人、国別1位は韓国 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年11月後編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!

その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる


完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに