訪日ラボ運営会社の株式会社movでは、「口コミコム 」の分析機能を用いて業界別や企業の調査レポートを公開しています。
今回は、人気クレープチェーン5ブランドに寄せられた約6,000件の口コミを分析しました。
「ブランドごとの平均評価」や「各店舗のポジティブポイント」に加え、口コミコムの独自機能である外国語口コミ分析を用いた「外国人の口コミ評価」についても解説しています。
インバウンド対策をするうえで口コミは重要な要素のひとつで、口コミによって多くのインバウンド客の集客に成功している店舗もあるようです。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
調査結果
本調査は、以下5ブランドの国内全店舗(※2024年9月時点)を対象に行いました。
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
5ブランドの平均評価は★3.38、★4以上が55%以上
2022年10月1日〜2024年9月30日におけるクレープチェーン5ブランドに寄せられたGoogleマップの口コミ数は5,491件平均評価は★3.38でした。
評価の内訳は★5が33.0%で、★4が22.4%。★4以上が55.4%と過半数を占めました。
使用されている「クリーム」にお客様は満足している
上の表はブランド別口コミの中で使用回数の多いキーワードを順に並べ、それらがポジティブに語られている割合を示しています。
業界全体では「クレープ」が最頻出キーワードで、次いで「生」「クリーム」が続いていることから、お客様は「クリーム」を評価のポイントにすることが推測できます。
「店員」や「感じ」「接客」など、接客関連のキーワードでポジティブ率が低いことから、接客に関して改善の余地があると考えられます。
「Dipper Dan」は外国語口コミで高評価
外国語比率の高い3ブランドを言語別評価で比較しています。外国語評価はすべてのブランドにおいて日本語評価を上回っています。なかでも外国語口コミの評価が最も高いブランドは、全体平均★3.95に対して★4.09を獲得した「Dipper Dan」でした。
外国人のお客様から寄せられた口コミから、満足・不満ポイントを分析することでさらなる店舗改善につながる可能性がありそうです。
【言語別キーワード分析】「Dipper Dan」の口コミ評価は・・・?
調査期間における「Dipper Dan」の口コミの中で、外国語口コミのキーワードのうち、ポジティブに語られている比率が高いもの、日本語口コミのキーワードのうち、ネガティブに語られている比率が高いものをランキング形式にしました。
この分析で外国人のお客様も含めて何に満足をしていて、何に不満を抱えてしまっているのかが明らかになります。
調査内容の詳細をご覧になりたい場合は、レポートをダウンロードしてご覧ください。また、自社の分析を希望される方は株式会社movまでお問い合わせください。
調査概要
- 口コミ分析対象期間:
2022年10月1日 〜 2024年9月30日 - 調査リソース:Googleマップ
- 口コミ取得数:5,491件
【9/18開催】ホテルトレンドLIVE! Vol.3 〜ホテル内レストランのお悩み解決編〜
今回は「ホテル内レストランのお悩み解決編」として、レストランの認知向上と衝動来店につなげるためのGoogleマップ活用法を解説します。
ホテル内レストランでは、
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といった課題の声を多く耳にします。
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→【9/18開催】ホテルトレンドLIVE! Vol.3 〜ホテル内レストランのお悩み解決編〜
訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!
訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。
アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。
参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年9月前編】PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に9月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年9月前編】
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