10月15日、株式会社KKDAY JAPANはレストラン検索・予約サービス「食べログ」と提携し、インバウンド向けに全国4万2,000店舗以上のグルメ・レストラン予約が可能になったと発表しました。
食とアクティビティのシームレスな体験を提供することで、インバウンドの需要拡大を目指します。
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KKday、食べログと戦略的提携を開始
現地オプショナルツアーを販売するオンライン予約サイト「KKday(ケーケーデイ)」は、92か国550都市以上をカバーし、30万件を超える旅⾏商品を取り扱っています。
今回、株式会社カカクコムが運営する日本最大級のレストラン検索・予約サービス「食べログ」と戦略的提携を結び、インバウンド向けにグルメ・レストラン予約サービスを開始しました。
豊富なレストランが16言語で予約可能に
2024年第1~3四半期において、KKdayで販売されている日本の体験商品は高い人気を誇っています。特に「食体験」の検索数は前年同期比で40%増加しており、オンライン予約可能な食体験への需要が高まっているといいます。
また観光庁の発表によると訪日外国人観光客は、飲食店利用時にコミュニケーションの面で不便を感じているケースが多いことがわかっています。
今回の連携によって、食べログの豊富なレストラン情報とKKdayの16言語・16通貨対応のシステムが融合し、訪日外国人観光客は母国語でオンライン予約を完了できるようになります。
さらに、店舗到着後も電子チケットを見せるだけでやりとりが完了するため、コミュニケーションの不便さが解消され、より気軽に日本の食文化を楽しめるとしています。
旅行者の約40%が出発前日や当日に予約
KKday台湾オフィスで開催された記者懇談会では、KKday日本支社長 大淵公晴氏と、カカクコム 上級執行役員 食べログカンパニー長 鴻池拓氏が登壇し、今回の提携の意義と重要性を強調しました。
両者は今回の提携について、訪日外国人観光客は安心して最高の食体験を予約できるようになり、飲食店事業者は国際的な顧客基盤を拡大できる機会を得たと話しました。
また懇談会では、訪日客の食に関するトレンドも紹介されました。鴻池氏によると、アジアからの訪日客には焼肉・寿司・居酒屋の3つが特に人気で、東京と大阪が主な目的地だといいます。そしてオンライン予約の便利さから、旅行者の約40%が出発前日や当日にレストランを予約していると語りました。
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<参照>KKday:KKday、「食べログ」と提携し、インバウンド向けグルメ予約サービスを強化、日本全国42,000店舗以上のグルメ予約が可能に。新たな食体験を提供へ
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