42億台のスマホ位置情報データを「インバウンドの人流分析」に活用:クロスロケーションズ

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人流データ分析プラットフォームとスマホ広告配信サービスを提供するクロスロケーションズ株式会社は11月9日、訪日外国人観光客向け広告配信・レポートサービス「Inbound Marketing Service(インバウンドマーケティングサービス:以下、IMS)」を大幅に拡充したことを発表しました。

使用するビッグデータを拡大し、インバウンド需要に対応する企業や団体の取り組みを支援します。

関連記事:訪日アジア人の旅ナカ位置情報から行動を分析 ビリオン・コネクト・ジャパンとの提携で(博報堂DYホールディングス)

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インバウンド向け広告配信・レポートサービスを大幅に強化

クロスロケーションズはグローバルのデータパートナーシップを拡大し、自社開発の人流分析エンジンとスマホ広告配信用エンジンで使用する位置情報ビッグデータを、月間で全世界42億ID、国内9,300万IDに拡大しました。

「IMS」のインバウンド人流分析レポートに活用できるデータが従来比で最大50%増強したといい、入国から出国までの全行程や観光地の周遊傾向など、より詳細な分析が可能になったとしています。

FacebookやInstagramへの広告配信も可能に

今回のデータ増強により、旅ナカ旅アトの旅行者への広告配信能力も大幅に強化されているようです。

位置情報を活用した広告配信は、GPS情報を活用した来店計測が可能であることが強みです。この来店計測数が、データ増強前に同社が実施したインバウンド集客キャンペーンと比較して約4倍に増加しているケースもあり、増強の効果がみられているといいます。

またデータ増強に伴ってFacebookInstagramへの広告配信も可能となり、旅マエ旅ナカなどそれぞれでインバウンドに対する来訪促進が可能になったとしています。

インバウンドに関わるさまざまな業種が活用可能

同社は「Inbound Marketing Service(IMS)」について、「旅行・観光・自治体」や「流通・小売・飲食」「消費財・飲料・食品メーカー」の活用イメージを紹介しています。

それぞれの業種において、集客施策や営業戦略などの立案や、旅マエ旅ナカ旅アトに対する集客など、さまざまな場面で活用可能だということです。

▲ 業種ごとのIMS活用イメージ:クロスロケーションズ株式会社プレスリリースより
▲ 業種ごとのIMS活用イメージ:クロスロケーションズ株式会社プレスリリースより

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<参照>

クロスロケーションズ:全世界42億台のスマホ位置情報データを活用し、 「Inbound Marketing Service(IMS)」を大幅に強化

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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