お店選びにもしばしば使われるInstagram。せっかく更新しても、「反応がない」「集客につながらない」と更新をストップさせてしまうお店も少なくありません。
そこでおすすめなのがInstagramのQRコード機能。チラシやポップ、名刺などにQRコードを配置するだけでプロフィールページにすぐにアクセスできるのでフォロワー増につながり、一度来ていただいたお客様に再度お店の情報を見ていただけるようになります。
インバウンド需要が増えるなか、韓国や台湾、香港など多くの国と地域でInstagramが活用されていることから、インバウンド対策としても効果を期待できます。
この記事ではInstagramのQRコードの作成方法や効果的な活用方法などを紹介します。Instagramで集客力アップを狙いたい方は必見です。
*QRコードはデンソーウェーブの登録商標です
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【スマホ編】InstagramのQRコードを作成する方法
スマートフォンとPCそれぞれでInstagramのQRコードを作成できます。どちらで作成しても大きな違いはないので、慣れているほうで作成してください。まずはスマートフォンで作成する手順を紹介します。
自分のアカウントのQRコードの表示方法
手順1:プロフィール画面から「プロフィールをシェア」をタップします。
手順2:自分のIDが入ったQRコードが表示されます。このQRコードを相手にスキャンしてもらうことで、アカウント情報を共有できます。
名刺やチラシの制作会社などにリンクを共有したい場合は、「リンクをシェア」や「リンクをコピー」をタップすればOK。メールやチャットなどでも簡単に共有できます。
背景をカスタマイズする方法
背景のカラーや画像をカスタマイズすることもできます。「カラー」は全6パターンからセレクト可能で、画像はアルバムからアップロードできます。イメージカラーや好きな色がない場合は、ロゴなどを配置した画像を設定しても良いでしょう。
【PC編】InstagramのQRコードを作成する方法
続いてPCで作成する方法を紹介します。スマートフォンと同じく簡単な手順なので、慣れているほうで作成してください。
手順1:プロフィール画面右上の歯車マークをクリック
手順2:一覧から『QRコード』をクリック手順3: 背景をカスタマイズして保存
スマートフォンの場合は「カラー」と「画像」をカスタマイズできましたが、PCの場合は「カラー」しかカスタマイズできません。カラーは7色からセレクトできます。
カスタマイズが終了したら、「QRコードをダウンロード」をクリックして終了です。
QRコードを印刷する際のポイント
QRコードのサイズは、小さすぎるとエラーが表示されて読み取れないことがあるため【15mm x 15mm】以上が推奨されています。
名刺やショップカードなどに印刷する場合はQRコードを小さくレイアウトしがちですが、小さすぎて読み取れなくなる可能性があります。機会損失を防ぐためにも、【15mm x 15mm】以上を目安にQRコードを作成してください。
サイズだけでなく、色にも注意をする必要があります。カラーで印刷したQRコードはコントラストが弱くなり、読み取りにくくなる可能性があるので注意してください。不安な場合は、コントラストが強くなるモノクロ印刷がおすすめです。
InstagramのQRコードでできること
さまざまなメリットがあるInstagramのQRコード。ここではQRコードを使ってどんなことができるか紹介します。
アカウントをすぐに人に教えられる
通常、アカウントを教えるためには、「@(アットマーク)」からはじまるID(ユーザーネーム)を伝える必要があります。しかし、IDが長ければ長いほど入力が手間になるだけでなく、入力ミスがあるとアクセスできず諦めてしまう方もいます。
とくにインバウンド客の場合、アカウントを教えたくても日本語が通じずに教えられないケースもあるはずです。
そんなときはQRコードの出番です。QRコードを読み込んでもらうだけですぐにアカウントにアクセスしてもらえるだけでなく、入力ミスもなくなるので機会損失を防げます。
宣伝などに活用できる
QRコードを印刷して店内に貼っておくだけで、興味のあるお客さまがアクセスしてフォローしてもらえることもあります。
テーブルはもちろん、レジ周辺やトイレなど、貼っておける場所はじつにさまざま。せっかく頑張って更新しても集客につながらないと意味がありません。フォロワー数を増やして集客力を高めるためにも、QRコードを宣伝に活用してみてください。
QRコードにアクセスしたデータを分析できる
たとえばQRコード作成サービスの「クルクルマネージャー」にはアクセス解析機能が搭載されています。読み取られた回数や人数などを日別、月別などで確認できるので、効果測定にも活用できる点が魅力です。
ただし、Instagramの規約が変更されて使えないことも将来的には考えられます。注意してください。
InstagramのQRコードの活用アイデア
InstagramのQRコードは日本人だけでなく訪日客の集客アップも期待できます。最後に活用アイデアを紹介します。
お店のチラシや看板に載せる
InstagramのQRコードは、おもに下記のようなシーンで活用されています。たとえばチラシに興味を持った見込み顧客がより情報を得たいと思っても、すぐにアクセスできる機会がないとチラシを見るだけで終わってしまうことも少なくありません。
- チラシ
- ショップカード
- 看板
- ポスター
- インターネット広告
一方、チラシなどにQRコードが掲載されていれば、スマートフォンで簡単に読み取れるのでアクセスしてもらえる機会が増えるでしょう。
名刺に載せる
名刺にInstagramのQRコードを配置している方が増えています。名刺交換の場で読み込んでもらえれば、流れでフォローしてくれる確率が高まります。その場でフォローしてもらえなくても、QRコードからなら簡単にアクセスできるので、後日フォローしてくれる可能性もあるでしょう。
Instagramをメニュー表として活用する
最近ではInstagramをメニュー表として活用している店舗もあります。その場合、InstagramのID(ユーザーネーム)で検索してもらうよりもQRコードからのほうがスピーディかつ確実にアクセスできるので、メニュー表として活用しているならQRコードは必須といえます。
フィードに最新のメニュー表、ストーリーズに最新情報を掲載するなど、使い分けることでメニューが変わったときにも更新する手間が省けます。新メニューの宣伝にもつながるので、一石二鳥なツールとして今後もInstagramを使う店舗は増えていくでしょう。
関連記事:海外にもリーチ可能なインスタのストーリーズとは?使い方、インバウンド集客にも活用できる理由を解説
QRコードは効率よく使えばメリットがたくさん
Instagramは世界中で活用されていて、「Digital 2022 Global Overview Report」によれば、世界における好きなSNSランキングにおいて、「Instagram(14.8%)」は「WhatsApp(15.7%)」に次いで2位にランクインしています。
また、JNTOが発表している「訪日旅行データハンドブック」によれば、外国旅行の情報収集をする際に使うオンライン媒体として、Instagramと答えた割合は韓国で28.3%、台湾で25.4%、香港で28.9%でした。タイやシンガポールでも20%以上、フィリピンでは47.4%、インドネシアにおいては64.2%にのぼるなど、多くがInstagramを使って外国旅行の情報収集をしています。
InstagramのQRコードを作成し、活用することでさまざまメリットがあります。簡単かつ無料で使えるだけでなく、ツールによっては読み込まれた数や人数も確認できます。
せっかく毎日更新しても、見てもらえないことにはフォロワー増はもちろん、集客アップにも効果を発揮しません。少しでも効果を上げるためにも、InstagramのQRコードをチラシや名刺などに配置してみてはいかがでしょうか。
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<参照>
JNTO:訪日旅行データハンドブック(2023年版)
DATAREPORTAL:Digital 2022 Global Overview Report
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