ユネスコによる建築賞「ベルサイユ賞」の表彰式が12月2日に開催され、広島県の下瀬美術館が「世界で最も美しい美術館」として最優秀賞を受賞しました。
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「世界で最も美しい美術館」広島県・下瀬美術館が受賞
12月2日、世界的建築賞である「ベルサイユ賞」の表彰式がパリのユネスコ本部にて開かれ、広島県大竹市の下瀬美術館が美術館・博物館のカテゴリーで最優秀賞を受賞しました。
ベルサイユ賞は2015年にユネスコが創設した建築賞で、世界各国の空港や商業施設、ホテルなど8つのカテゴリーを対象として、最優秀のベルサイユ賞、内装特別賞、外装特別賞の3つの賞を授与するものです。
美術館・博物館のカテゴリーは2024年に新設され、下瀬美術館を含む世界の7つの施設が「世界で最も美しい美術館」としてノミネートされていました。
外国人観光客からの認知向上に期待
今回の受賞にあたり下瀬美術館 代表理事の吉村氏は「2023年3月のオープンから、世界中から数多くのお客様をお迎えしております。今後も多くの方に訪れていただき、下瀬美術館並びに瀬戸内の多島美の美しさをご覧いただけると幸いです」とコメントしています。
広島県の2023年における外国人観光客数は268.1万人(2019年比10.2%減)を記録しており、順調にインバウンド需要が回復している状況にあります。今回、県内の観光スポットが世界的な賞を受賞したことで、さらなる外国人観光客からの認知向上が期待されます。
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<参照>
- Shimose A&R 株式会社 プレスリリース:下瀬美術館、ユネスコ「世界で最も美しい美術館」最優秀賞のベルサイユ賞を受賞
- 一般社団法人広島県観光連盟(HIT):令和5(2023)年 広島県観光客数の動向
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