Googleビジネスプロフィールの編集方法を詳しく解説、押さえておくべきポイントは?

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Googleマップは日本だけでなく世界中で活用されていて、多くの訪日外国人も店舗や施設を検索する際に利用しています。Googleビジネスプロフィールは、GoogleマップやGoogle検索に掲載されている情報を登録・管理できるサービスです。

適切な情報を掲載し、定期的に更新することで、集客アップが期待できるなど、国内外からの集客を強化するうえで欠かせないツールといえます。

この記事では、Googleビジネスプロフィールの編集方法や、最新情報を反映させる重要性について詳しく解説します。

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Googleビジネスプロフィールで編集する前に押さえておきたいポイント3つ

Googleビジネスプロフィールの編集では、基本的な事項の把握が重要です。各項目での編集のポイントを解説していきます。

編集できる情報

Googleビジネスプロフィールの管理画面から「プロフィールを編集」をクリックすると、「ビジネス情報」を編集できるようになります。

ビジネス情報の項目には「ビジネス名称」「カテゴリ」「説明」「開業日」「電話番号」「ウェブサイト」「ソーシャル プロフィール」「住所」「サービス提供地域」「営業時間」などがあります。

ホテルのカテゴリの場合、チェックインおよびチェックアウトの時刻が編集できます。

▲Googleビジネスプロフィール管理画面:編集部スクリーンショット
▲Googleビジネスプロフィール管理画面:編集部スクリーンショット

編集権限

Googleビジネスプロフィールでユーザーが編集できる情報は、「オーナー」と「管理者」で異なります。

オーナーと管理者はほぼ同じ権限ですが、オーナーは「ユーザーの追加と削除」「ビジネスプロフィールの削除」ができます。一方、管理者は上記の2つの項目以外の編集が可能です。

編集が反映されるための審査

Googleビジネスプロフィール上で編集が完了すると、Googleによる審査があります。通常は24時間から48時間で終了しますが例外もあります。

審査の結果、一部不承認となることもあります。この場合でも、更新済みのステータスで表示されます。

Googleビジネスプロフィールを編集する方法

Googleビジネスプロフィールの具体的な編集方法を解説します。

1. ビジネス名を編集する

▲Googleビジネスプロフィールのビジネス名設定画面
▲Googleビジネスプロフィールのビジネス名設定画面:編集部スクリーンショット

ビジネス名では、会社名や店舗名を入力します。

鉛筆のマークをクリックすることで編集できます。「保存」をクリックすれば編集が完了です。

名称と関係のない宣伝文句などは入力してはいけません。

2. カテゴリを編集する

▲Googleビジネスプロフィールのカテゴリ設定画面
▲Googleビジネスプロフィールのカテゴリ設定画面:編集部スクリーンショット

カテゴリでは、コンサルタントやファストフードなど、ビジネスに合致する項目を登録します。

中には社会保険労務士事務所など、カテゴリが用意されていないものも存在します。こうしたケースでは、コンサルタントなどの近似した項目から選択して対応します。

3. ビジネス説明文を編集する

▲Googleビジネスプロフィールのビジネス説明文設定画面
▲Googleビジネスプロフィールのビジネス説明文設定画面:編集部スクリーンショット

説明の項目には、会社の沿革や提供するサービスの概要などを入力できます。

長文の入力が可能であり、全角で375文字(半角750文字)まで入力できます。注意点として、入力欄にURLやHTMLコードを含めないようにする必要があります。

記入後に「保存」をクリックすれば編集は完了です。

4. 開業日を編集する

▲Googleビジネスプロフィールの開業日設定画面
▲Googleビジネスプロフィールの開業日設定画面:編集部スクリーンショット

開業日には開業した日付け、もしくは開業予定日の入力も可能です。

この項目では、Googleビジネスプロフィールに登録している住所で開業した日を入力します。年月までが必須項目で、日にちは任意の入力項目です。

記入後に「保存」をクリックすることで編集が完了します。

5. 電話番号を編集する

▲Googleビジネスプロフィールの電話番号設定画面
▲Googleビジネスプロフィールの電話番号設定画面:編集部スクリーンショット

電話アイコンを選択すると、電話番号を編集できます。

電話番号は1つだけではなく、複数の登録が可能です。入力後に「保存」をクリックし、編集が完了します。

6. Webサイトのリンクを編集する

▲GoogleビジネスプロフィールのWebサイト設定画面
▲Googleビジネスプロフィールのウェブサイト設定画面:編集部スクリーンショット

ウェブサイトの項目には、公式Webサイトのリンクを登録できます。

そのほかにも、メニューのURLや予約受付サイトのURLなど幅広い活用が可能です。入力後に「保存」をクリックすれば編集は完了です。

7. ソーシャルプロフィールを編集する

▲Googleビジネスプロフィールのソーシャルプロフィール設定画面:編集部スクリーンショット
▲Googleビジネスプロフィールのソーシャルプロフィール設定画面:編集部スクリーンショット
ソーシャルプロフィールの項目では、施設や店舗で運営しているSNSのURLを登録できます。

InstagramやX(旧Twitter)など7種類のSNSが追加できますので、登録しているソーシャルプロフィールはすべて追加して情報を発信していきましょう。

8. 住所を編集する

▲Googleビジネスプロフィールの住所設定画面
▲Googleビジネスプロフィールの住所設定画面:編集部スクリーンショット

住所は、国名や地域名から入力が可能です。右側の地図で位置を示すピンをドラッグして正しい場所を登録すれば、Googleマップ上でも設定した場所に店舗の情報が表示されるようになります。

情報の入力後に「保存」をクリックすれば編集は完了です。

9. 営業時間を編集する

▲Googleビジネスプロフィールの営業時間設定画面
▲Googleビジネスプロフィールの営業時間設定画面:編集部スクリーンショット

営業時間は、各項目の鉛筆マークをクリックすると編集できます。曜日ごとに営業日を設定でき、営業時間は開始時刻と終了時刻について30分刻みで設定できます。手入力で1分刻みの設定も可能です。

営業日と営業時間の記入後に「保存」をクリックし、編集が完了します。

関連記事:「営業時間の詳細」を設定する方法とは?画像付きで設定の手順を解説

10. 特別営業時間を編集する

▲Googleビジネスプロフィールの特別営業時間設定画面
▲Googleビジネスプロフィールの特別営業時間設定画面:編集部スクリーンショット

営業日や営業時間の編集とは別に、ゴールデンウィークなどの祝日に対応した特別営業時間の設定が可能です。

デフォルトで表示されている日付のほかにも、ページ下部にある「日付を追加」をクリックすることで、任意の日に特別営業時間を設定できます。

先の項目の営業時間と同じく、営業日か非営業日かを選び、細かな時間を確定します。

完了後に「保存」をクリックし、編集が完了します。

関連記事:「特別営業時間」を設定する方法とは?休日や祝日に対応

11. 商品を編集する

▲Googleビジネスプロフィールの商品設定画面
▲Googleビジネスプロフィールの商品設定画面:編集部スクリーンショット

商品の項目では、提供している料理やサービスの写真、価格などの情報を登録できます。

加えて、カテゴリや商品の説明も入力でき、各内容を書き込んでから「保存」をクリックすることで編集は完了です。

12. 属性を編集する

▲Googleビジネスプロフィールの属性設定画面
▲Googleビジネスプロフィールの属性設定画面:編集部スクリーンショット

属性は、「テイクアウト」や「デリバリー」「バリアフリー」「駐車場」などさまざまな項目の有無を表示する機能です。

属性を設定しておくことで、ユーザーがGoogleのサービスを利用して店舗情報を検索した際、設定した属性に応じた詳細な情報のタグが表示されることがあります。

これらは「その他」の項目で設定できます。

13. 写真や動画を追加する

▲Googleビジネスプロフィールの写真設定画面
▲Googleビジネスプロフィールの写真設定画面:編集部スクリーンショット

Googleビジネスプロフィールの管理画面の「写真」、もしくはナレッジパネルの「写真を追加」から写真や動画を追加できます。

写真には「ロゴ」など特定の場所に掲載できる写真の設定もできます。

いずれの場合も「写真を追加」をクリックすると写真や動画をアップロードする画面が展開します。画像や動画をドラッグすることでアップロードできます。

▲Googleビジネスプロフィールの写真や動画設定画面
▲Googleビジネスプロフィールの写真や動画設定画面:編集部スクリーンショット

14. 投稿機能でイベントや特典などに関する情報を発信する

▲Googleビジネスプロフィールの投稿メニュー
▲Googleビジネスプロフィールの投稿メニュー:編集部スクリーンショット

投稿機能では、店舗の特典、イベント、最新情報などの編集が可能です。

15. 口コミに返信する

▲Googleビジネスプロフィールの口コミ返信画面
▲Googleビジネスプロフィールの口コミ返信画面:編集部スクリーンショット

Googleビジネスプロフィールでは、ユーザーが投稿した口コミに返信できます。

画面左にある「クチコミを読む」から返信したいユーザーの口コミ投稿を選択し、返信内容を入力して「返信」をクリックします。

Googleビジネスプロフィールの編集・更新が必要な理由3つ

Googleビジネスプロフィールを用いてビジネス情報を編集したほうがいい理由を3つに分けて解説します。

1. 店舗自身による情報発信で魅力的なプロフィールに

Googleのサービスで検索した際に表示される情報は、施設の関係者や店舗のオーナーだけでなく、一般ユーザーによって登録されることがあります。

Googleマップに店舗や施設が登録されると、該当する店舗の名前や営業時間などが表示されます。しかし、一般ユーザーが追加できる情報は限られています。

店舗自身がGoogleビジネスプロフィールに登録、およびオーナー確認を実施し、魅力的なプロフィールにするために幅広い情報を追加し、編集することが大切になってきます。

2. 独自の情報発信で集客対策

営業時間やカテゴリなど、基本的な情報が記載されているだけでは集客につながりません。情報を充実させるほか、投稿機能を活用してキャンペーンなどの最新情報を更新していくことも重要です。

店舗独自の取り組みやサービスの意図を伝えることは、ユーザーが利用する店舗を選ぶうえで重要な判断材料の1つとなります。

Googleビジネスプロフィールを通じてユーザーの求める情報を提供できれば、ユーザーは他のウェブサイトやSNSで検索する手間をはさまずに店舗の魅力を理解し、来店を決意することもあるでしょう。

3. 豊富な画像の掲載で店舗の雰囲気を伝える

内観や外観、スタッフの写真など、店舗の雰囲気がわかる画像は、ユーザーが店舗を選ぶ際の決め手の1つになります。

Googleマップに登録しただけでは情報量が不足しており、見込み顧客を逃してしまいます。

一般ユーザーによる写真投稿がない場合には特に、店舗自身で画像を充実させ、ユーザーに選ばれやすいビジネスプロフィールを作成するよう心がけるといいでしょう。

Googleビジネスプロフィールを編集し、正確な情報発信と集客対策へ

Googleビジネスプロフィールの情報を編集する方法を知り、正確な情報を保つことは重要です。Googleマップのユーザーが店舗の情報を加える可能性がありますが、それが正しい情報とは限りません。

Googleビジネスプロフィールで設定できる情報は日々アップデートされています。店舗のプロフィールを魅力的なものにしていくためにも、Googleビジネスプロフィールのメニューを定期的にチェックし、ビジネス情報を編集し、画像を充実させ、継続して管理することが大切です。

Googleビジネスプロフィールの詳しい情報については、訪日ラボの運営会社(株式会社mov)が手掛ける口コミアカデミー内の「Googleビジネスプロフィール 基礎から学ぶ!」で紹介しています。

Googleビジネスプロフィールのエキスパートが監修した確かな情報を掲載していますので、これからGoogleビジネスプロフィールを使って集客対策をしていこうという方はぜひご覧ください。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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