ANAホールディングス株式会社は2月25日、同日に行われた取締役会において、77機の航空機発注を決定したことを発表しました。
新たな航空機の発注は、インバウンド需要などによる将来的な航空需要の拡大を見据えたもので、18機は国際線の拡大に活用されます。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)ANA、航空機を77機発注 うち18機は国際線で活用
同社は、インバウンド需要などを含めた将来的な航空需要の拡大を見据え、コロナ禍で抑制していた航空機の更新や追加発注を行うこととしました。
発注が決まった77機のうち18機は、旺盛なインバウンド需要や成田空港の再拡張を見据え、国際線で活用されます。
同社では国際線を成長領域と位置付けており、新造機を導入することで、持続的な成長のための基盤づくりを行います。これにより、国際線の有効座席キロ(ASK)*は2030年度に約1.5倍(2023年度実績比)になる見通しです。
また国内線においては、日本で初めて、100席クラスのエンブラエルE190-E2型機を20機発注します。最新のエンジンや技術の採用により、低燃費・低騒音を実現するとともに、運航コストを抑制し、中長期的な需給適合を追求します。
同社社長 芝田氏は、「今回発注の機材を活用し、国内線の収益性向上と成長領域である国際線の拡大につなげ、世界をリードするエアライングループとして、持続的な成長をめざします」とコメントしています。
*ASK(Available Seat Kilometers)...有効座席キロ(総座席数×飛行距離)
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ANA:最新鋭リージョナルジェットを含む77機の航空機発注について
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