旅行レジャー予約サイトKlook(クルック)は2月26日、旅行に関するアンケート調査「Klookトラベル・パルス・サーベイ」の結果を発表しました。
この調査は、世界14市場*で旅行に関心のある18歳〜41歳の男女7,100人を対象に行われました。
調査の結果、回答者にとって旅行は強力な「ストレス解消法」であり、得られる体験には妥協をしない傾向があることがわかりました。
*オーストラリア、中国、香港、インド、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、台湾、タイ、米国、ベトナムの計14市場
関連記事:ユーザーの60%が「食」を検索 トリップドットコムが旅の最新トレンドを発表
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)旅行は強力な「ストレス解消法」
調査の結果、回答者のほぼ全員が、旅行を強力なストレス解消法と考えていることが明らかになりました。
Klookの共同創業者兼COOのエリック・ノック・ファー氏は、「92%の人が旅行後にゆううつな気分になり、40%近くの人がすぐに次の旅行を計画している。旅行は、単なる休息以上の意味を持つことがわかる」と述べています。
いっぽう、旅行の最大の障壁は「時間」であり、特に中国の回答者はもっとも時間に追われている(74%)と感じていることがわかりました。
お得を好む一方、体験には妥協しない
調査では、回答者の61%が予算の半分までを体験にあてていることがわかりました。
特にZ世代は、支出を抑えるためにお得なパッケージ商品を好む一方で、本物の体験を求めており、ローカルグルメや人里離れた観光地が人気を集めているといいます。
また、アクティビティや宿泊施設、食事などの予約においては、全体の79%がSNSの情報を元に決定しているという結果も出ています。
特にインドネシア、タイ、ベトナム、フィリピンの旅行者は、SNSの情報を参考にする傾向が強いようです。一方、オーストラリア、日本、アメリカの旅行者は、比較的SNSの影響を受けないことがわかりました。
また、写真映えを重視する旅行者の27%が、SNSで話題のスポットを訪れるためであれば、最大で20%多く料金を支払っても良いと回答しています。
行きたい旅行先トップは日本 中国が需要急増で2位に
調査では、回答者の84%が、2025年に1回以上は海外旅行に行く準備をしていることがわかりました。これは、2024年の調査(71%)から大幅に増加しています。
また回答者の28%は、次の旅行では「訪れたことのない、まったく新しい場所」に行きたいと回答しています。
2025年に行きたい旅行先としては、1位に日本が選ばれ、2位は中国でした。中国の需要は、昨年の7倍以上に増加しているといいます。
関連記事:Booking.com、「日本で最も居心地の良い都市」10選を発表 自然豊かな場所・温泉地が人気
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
<参照>
Klook(クルック):【Klook:14市場グローバル旅行調査】MZ世代にとって旅行は強力なストレス解消法!一方10人中9人は旅行機会が限られていると回答
【12/17開催】2026年・小売業のトレンドはコレ!チャネルをまたいだ顧客体験を実現する手法を解説

消費者の購買行動が一層複雑化するいま、小売企業に求められるのは“チャネルをまたいだ一貫した顧客体験”です。
そこで今回、2026年に向けて小売業が押さえるべき最新の顧客接点づくりについて解説するセミナーを開催します。
小売企業において“最適な顧客体験”を実現するための情報がまとめて学べるセミナーです。2026年に向けた情報収集として、ぜひご参加ください。
<セミナーのポイント>
- 「今すぐ知りたい・試したい」顧客ニーズに応える最新のマーケティング手法について学べる!
- 一人ひとりに寄り添った最適な顧客体験の提供方法について学べる!
-
2026年に向けて小売が押さえるべき、“実店舗×デジタル”の最新情報をまとめてキャッチできる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→2026年・小売業のトレンドはコレ!チャネルをまたいだ顧客体験を実現する手法を解説【12/17無料セミナー】
【インバウンド情報まとめ 2025年12月前編】観光庁補正予算、オーバーツーリズム対策など225億円 ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に11月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→観光庁補正予算、オーバーツーリズム対策など225億円 / 東京23区のホテル開発がV字回復 ほか:インバウンド情報まとめ【2025年12月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










