IATA、航空業界の2025年財務見通しを発表 燃料安を追い風に「好調」予測

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

国際航空運送協会IATA)は6月2日、2025年の航空業界の財務見通しの最新版を発表しました。

ジェット燃料価格の下落などにより、2025年の航空業界は好調であると予測されています。

インバウンド対策サービスを探している方必見!無料で資料DLできる「訪日コム」を見てみる

IATA、2025年の航空業界財務見通しを発表

IATAは、2025年の航空業界の財務見通しの最新版を発表し、純利益は2024年の324億ドルから360億ドルに増加すると予測しました。2024年12月の予測(366億ドル)からは、わずかに下方修正されています。

IATA事務局長のウィリー・ウォルシュ氏は、「上半期は世界経済にとって不安定な状況が続きましたが、2025年は前年よりも良い年になるでしょう」と述べました。

最大の追い風となるのは、ジェット燃料価格です。前年比では13%下落し、以前の推定よりも1%低くなっています。貿易摩擦や消費者信頼感の低下により、当初の需要予測は下方修正されましたが、それでも2025年は、前年よりも多くの人や貨物が空を行き交うと見込まれています。

また、2025年の旅客収益は6,930億ドルと、過去最高を記録する見込みです。需要は前年比5.8%増と予想されており、コロナ後の急速な成長から、安定した成長に移行する兆しが見られています。一方で、業界の競争と原油価格の下落により、旅客単価は2024年と比較して4.0%下落すると予想されています。

IATAが2025年4月に実施した調査によると、回答者の40%が「今後1年間で、過去1年間よりも多く旅行する」と答えており、旅行意欲の高さがうかがえます。旅行への支出についても、全体の47%が「これまでより多く費やす」と回答しました。

関連記事:4月は航空需要が好調 成長するインド市場に注目【IATA旅客需要データ 2025年4月】

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!

訪日ラボに相談してみる

<参照>

国際航空運送協会(IATA):Airline Profitability to Strengthen Slightly in 2025 Despite Headwinds

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる

【インバウンド情報まとめ 2025年5月後編】2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に5月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? / 2025年訪米旅行者支出「125億ドルの損失」予想 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年5月後編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに