【連載:マーケティング用語・施策の基礎解説】 |
※本記事は、2020年5月12日に掲載した記事を一部修正の上、再掲しています。
近年、飲食店を取り巻く環境は変化しており、営業スタイルの見直しが加速しています。
その中で、「テイクアウト」や「デリバリー」といったサービスは、多くの店舗で提供される一般的な選択肢となっています。
この記事では、Googleビジネスプロフィールに「テイクアウト」や「デリバリー」の情報を登録する方法についてご紹介します。」
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「宅配(デリバリー)」や「テイクアウト」などの情報を登録して集客をアップ
売上の減少や経営環境の変化に対応するため、テイクアウトやデリバリーの導入を検討・実施する飲食店が増加しています。飲食店が宅配(デリバリー)やテイクアウトを顧客にアピールする一つの手段として、Googleプロフィールビジネスを利用する方法があります。
Googleビジネスプロフィールでは宅配(デリバリー)やテイクアウトの情報を登録可能です。登録方法を解説します。
Googleビジネスプロフィールのアカウントに属性を登録する方法
Googleビジネスプロフィールの属性とはビジネスの具体的な特徴やサービスをユーザーに伝えるための項目です。登録する方法は以下の通りです。- オーナーとして登録しているアカウントで自店舗の名前をGoogleで検索
- 自店舗のビジネス情報が表示されたら、管理画面の「プロフィールを編集」をクリック
- 「営業時間」をクリックし、「他の営業時間を追加」の中の「+テイクアウト」や「+宅配」をクリック
- テイクアウトや宅配が可能な時間を設定し、最後に保存を押して完了
Googleマップの「デリバリー」「テイクアウト」対応店に追加され、表示されるようになります。
Googleビジネスプロフィールのアカウントから直接注文できないため、注文リンクを設定する必要があります。
例えばUber Eats(ウーバーイーツ) などのデリバリーサービスを使用している場合は、そのリンクを設定すると良いでしょう。
「メニューリンク」に注文ページのURLを記載しておけば、そこから注文することが可能です。
関連記事:Googleビジネスプロフィールの属性とは?設定する方法・訪日客の集客につながる理由を紹介
営業時間、営業日を変更する方法
店舗の営業時間や営業日は、状況によって変更になることがあります。 実際に「お店に行ったのに閉まっていた」といった経験は、お客様の不満につながりかねません。
このような残念な体験が続くと、お客様の足が遠のいてしまう可能性もあります。
先述した宅配(デリバリー)、テイクアウトの追加情報以外でも営業時間や営業日に変更がある場合は情報を更新すると良いでしょう。
変更方法は、オーナーとして登録しているアカウントで自店舗の名前をGoogleで検索、ビジネス情報画面から「プロフィールを編集」をクリックします。
営業時間をクリックし、正しい時間を設定しましょう。
営業時間に関しては、曜日ごとに設定可能です。また、24時間対応や、特別営業時間を設定することも可能です。
関連記事:
Googleビジネスプロフィールでデリバリー・テイクアウト情報を効果的に発信
変化が求められる現代の飲食業界において、宅配(デリバリー)やテイクアウトは売上を柔軟に確保するための重要な手段となっています。
Googleビジネスプロフィールでは、宅配やテイクアウトの情報をより分かりやすくユーザーに表示できる点が特徴です。
今回はGoogleビジネスプロフィールのサービスをご紹介しましたが、今後も最新情報や各種支援サービス、新たな機能を常にチェックし、自社に合ったものを上手に取り入れていくことが大切です。
状況に応じた柔軟な営業スタイルを築くためにも、こうしたツールを積極的に活用していきましょう。
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【7/9開催】消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント
2024年、訪日外国人による旅行消費額は過去最高の約8兆1,257億円を記録。 そのうち中国は1.7兆円超(全体の約21%)と圧倒的な1位を占めており、宿泊日数や訪問者数でもトップクラスの存在感を示しています。
これだけ市場が大きく、経済インパクトのある中国インバウンド。 いま多くの企業が「中国向けに本格的な戦略を立てるべきではないか?」と検討を始めています。
しかし中国では、Googleをはじめとする多くのサービスに規制があり、中国現地のSNSや地図サービスを活用するなど、独自のカスタマイズされた対策が必要です。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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