アートホテル大阪ベイタワー（大阪府大阪市）は、大阪市港区を起点に官民連携で推進する「おもてなし防災プロジェクト」に参画し、8月1日より取り組みを順次実施することを発表しました。
同ホテルでは、すべての宿泊客が安心して滞在できるよう、防災ポーチの販売や多言語対応の防災マニュアル設置など、さまざまな防災施策を展開する方針です。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら＞（無料）「おもてなし防災プロジェクト」とは？
2024年6月より始まった「おもてなし防災プロジェクト」は、官民が連携し、訪日外国人の防災意識を高めていくための取り組みです。
背景には、大阪・関西万博の開催によって訪日外国人の増加が見込まれるなか、防災に関する多言語表記の整備が遅れていることや、南海トラフ巨大地震による津波被害の懸念があります。
「外国人観光客の避難誘導ができる市民」を増やすため、防災マニュアルやポスター、フライヤーなどのグッズを開発しています。
防災ポーチ販売 ハラール対応の非常食などセットに
アートホテル大阪ベイタワーは、8月1日から以下の防災施策を実施します。
「おもてなし防災ポーチ」のフロント販売
ホテルのフロントにおいては、災害時に役立つ携帯トイレ、簡易ライト、マスク、ハラール対応の非常食などをセットにした「おもてなし防災ポーチ」を販売します。
客室での「おもてなし防災マニュアル」設置
全客室に、ホテル独自の「おもてなし防災マニュアル」を設置します。日本語・英語・中国語（簡体字）・韓国語の4言語に対応し、地震・火災・津波などの災害時にとるべき行動を掲載しています。
そのほか、館内サイネージでの防災情報の表示や、フロント・館内スタッフに対する防災研修および多言語対応訓練も順次実施する予定です。同ホテルは、これらの取り組みを通じて、訪日外国人旅行者が安心して滞在できる環境づくりを推進するとしています。
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＜参照＞
- アイコニア・ホスピタリティ：アートホテル大阪ベイタワー 訪日外国人に安心を。 「おもてなし防災プロジェクト」に参画
- TBWA\HAKUHODO：外国から来日するお客様のための防災対策「おもてなし防災」プロジェクトをスタート
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