6月外国人宿泊数、1,324万 前年をやや下回る【観光庁 宿泊旅行統計 2025年5月・6月】

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観光庁は7月31日、宿泊旅行統計調査(2025年5月・第2次速報、2025年6月・第1次速報)を公表しました。6月の延べ宿泊者数は4,921万人泊で、前年同月比2.8%減となりました。

外国人宿泊者数は前月から262万人減の1,324万人泊(前年同月比1.3%減)となっています。

また5月の国籍別延べ宿泊者数も発表され、中国が1位であることがわかりました。

関連記事:5月訪日外国人宿泊者数

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6月の延べ宿泊者数は4,921万人泊、外国人は1,324万人泊

観光庁は、2025年6月の延べ宿泊者数(第1次速報)を公表しました。

6月の延べ宿泊者数は全体で4,921万人泊、外国人延べ宿泊者数は1,324万人泊でした。外国人延べ宿泊者数は前年同月比1.3%減と、前年をやや下回る結果となりました。

▲2024年〜2025年の訪日外国人延べ宿泊者数推移:観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成
▲2024年〜2025年の訪日外国人延べ宿泊者数推移:観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成

客室稼働率は全体で58.7%で、前月から3.1ポイント減少しましたが、前年同月比では1.4ポイント増加しました。

最も稼働率が高かったのはシティホテルで、73.3%となっています。

また、都道府県別の稼働率(5月)を見ると、大阪府が81.9%と、全国で最も高い値でした。

5月の国籍別延べ宿泊者数、引き続き中国が1位

また、5月の国籍別延べ宿泊者数も発表されました。国籍別では、4月に引き続き中国が1位となっています。

▲国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数:観光庁 宿泊旅行統計より
▲国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数:観光庁 宿泊旅行統計より

上位5か国は、中国に続いて米国台湾韓国オーストラリアの順となりました。

前月に引き続き、中国が前年同月比32.0%増、米国が同27.9%増と高い成長率を見せたほか、オーストラリアも同18.2%増と大きく成長しました。そのほか、ロシア(同127.5%増)、インド(同70.6%増)、スペイン(同58.1%増)なども著しい伸びを見せています。

一方、香港(同17.1%減)やシンガポール(同2.3%減)は、前年からの減少がみられました。

5月の地方部における外国人延べ宿泊者数、前年の約1.2倍

5月の外国人延べ宿泊者数を三大都市圏と地方部で比較すると、2024年同月比で三大都市圏が15.0%増であったのに対し、地方部では20.7%増で、地方部の伸長が見られました。

5月の外国人延べ宿泊者数における三大都市圏と地方部の割合は、70.0% / 30.0%となっています。

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<参照>

観光庁:宿泊旅行統計調査

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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