観光庁は9月30日、宿泊旅行統計調査(2025年7月・第2次速報、2025年8月・第1次速報)を公表しました。8月の延べ宿泊者数は6,682万人泊で、前年同月比0.8%増となりました。
外国人宿泊者数は前月から45万人減の1,353万人泊(前年同月比1.4%増)となっています。
また7月の国籍別延べ宿泊者数も発表され、中国が1位であることがわかりました。
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8月の延べ宿泊者数は6,682万人泊、外国人は1,353万人泊
観光庁は、2025年8月の延べ宿泊者数(第1次速報)を公表しました。
8月の延べ宿泊者数は全体で6,682万人泊、外国人延べ宿泊者数は1,353万人泊でした。外国人延べ宿泊者数は前年同月比1.4%増と、ほぼ横ばいで推移しました。

客室稼働率は全体で65.9%で、前月から4.5ポイント、前年同月比では2.9ポイント増加しました。
最も稼働率が高かったのはビジネスホテルで、76.8%となっています。
また、都道府県別の稼働率(7月)を見ると、大阪府が75.2%と、全国で最も高い値でした。
7月の国籍別延べ宿泊者数、中国が1位 韓国・香港など大幅減
また、7月の国籍別延べ宿泊者数も発表されました。国籍別では、6月に引き続き中国が1位となっています。

上位5か国は、中国に続いて台湾、米国、韓国、香港の順となりました。
中国は前年同月比3.7%増、米国は同12.1%増と伸長したものの、台湾は同4.1%減、韓国は同24.7%減、香港は同49.0%減と前年からの減少が見られました。
ほかにも、タイ(同12.8%減)、シンガポール(同18.8%減)など、東南アジアの国・地域の多くが前年比で減少したものの、フランス(同18.3%増)、スペイン(同17.5%)、ドイツ(同24.0%増)など、欧米諸国では増加が見られました。
7月の三大都市圏における外国人延べ宿泊者数は前年比減 地方部は増加
7月の外国人延べ宿泊者数を三大都市圏と地方部で比較すると、2024年同月比で三大都市圏が8.1%減だったのに対し、地方部では5.2%増となりました。
7月の外国人延べ宿泊者数における三大都市圏と地方部の割合は、67.5% / 32.5%となっています。

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<参照>
観光庁:宿泊旅行統計調査
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