グローバル旅行アプリのスカイスキャナーは、2026年の旅行トレンド予測を発表しました。
これまで「非日常体験」や「現実の生活を忘れるための旅」が主流であったのに対し、2026年は「現実の生活とつながる、自分らしい旅」がトレンドになると分析しています。
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スカイスキャナーは、2026年の旅行トレンド予測を発表しました。
なお、今回発表されたトレンドやデータは、スカイスキャナー独自の検索・予約データと、2万2,000人の旅行者を対象とした世界規模の調査を分析したものです。
2026年のトレンドは「自分らしさを実現する旅」
スカイスキャナーは、旅行トレンドが「現実の生活を忘れるための旅」から「現実の生活とつながる旅」「自分らしさを実現する旅」にシフトしていると分析しました。
具体的なトレンドとしては、以下の7つが挙げられています。
- 美容ツーリズム:地域の美容製品のショッピングなど
- ローカルツアー:コンビニエンスストアやスーパーマーケットにも注目
- 山間リトリート:スキー場だけでなく夏のシーズンも人気
- 読書リトリート:読書をしながらの休暇や、世界の美しい書店・図書館を巡る旅
- 家族旅行:複数世代で旅行を楽しむ人が増加
- 旅先マッチング:旅先で理想の相手と出会ったり、旅の途中で旅行仲間を見つける人も
- おこもりステイ:ホテルを旅行の主役として考える人が増加
スカイスキャナーCEOのブライアン・バティスタ氏は、2026年の旅行トレンドについて「旅行がこれまで以上にパーソナルなものになる」と述べています。
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84%が2025年以上または同数の旅行回数を予定
今回の発表では、2026年の旅行者の動向に関するデータも公表されています。
まず、84%の旅行者は「2026年の旅行回数について2025年と比較して同数または増加する予定」であることがわかり、旅行需要の拡大が続くことが示されました。
また、旅行者の支出も増加傾向にあり、旅行者の37%が航空券への支出、31%がホテルの予算、16%がレンタカーへの支出を増やすと回答しています。
ほかにも、旅行のAI活用について聞いた質問では、「2025年と比較して旅行計画と予約にAIを活用することに自信がある」と回答した人の割合は54%となり、過半数を超えました。
一方で、「混雑を避けるため、オフシーズンに旅行する」と答えた人の割合は31%にとどまっており、旅行者の分散や観光地の混雑抑制については課題が残りそうです。
関連記事:89%が「今後の旅行計画にAIを活用したい」Booking.com調査
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<参照>
Skyscanner:
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2026年の旅行トレンド
- HORIZONS 2025-2026 Travel Outlook: Spring Planning and Destination Trends
- Beyond escape: Travel as an expression of self
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