日本百貨店協会は11月25日、2025年10月の全国百貨店売上高概況を発表しました。
同月の免税売上高は前年同月比7.5%増となる約546億円にのぼり、8か月ぶりにプラスに転じました。
免税売上高と購買客数はともに、10月として過去最高を記録しています。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら＞（無料）10月の百貨店免税売上、前年同月比7.5%増 10月として過去最高
2025年10月の百貨店売上総額（免税売上高以外も含む）は4,668億円で、前年同月比で4.3％増加し、3か月連続で前年実績を上回りました。
免税売上高は546億円（同7.5%増）で、中国の国慶節休暇（10月1日～10月8日）による客数増も後押しし、8か月ぶりにプラスに転じました。
また、購買客数は56.4万人（8.9％増）でした。免税売上高、購買客数ともに10月として過去最高の数値です。
商品別では、為替相場が円安基調に触れたこともあり、ラグジュアリーブランドのバッグなど身の回り品が好調に。一般物品は5.5%増と8か月ぶりにプラスとなりました。
好調が続く化粧品や食料品などの消耗品は19.1％増と2桁増を記録し、市場別では中国と台湾が前月に引き続き売上、購買客数ともにプラスとなっています。
1人当たりの購買単価は約9万6,000円（同1.2%減）で、 前月の2.9％減から1.7ポイント回復しました。
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