観光庁は12月25日、宿泊旅行統計調査(2025年10月・第2次速報、2025年11月・第1次速報)を公表しました。11月の延べ宿泊者数は5,772万人泊で、前年同月比0.7%減となりました。
外国人宿泊者数は前月から128万人減の1,520万人泊(前年同月比0.7%増)となっています。
また10月の国籍別延べ宿泊者数も発表され、中国が1位であることがわかりました。
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11月の延べ宿泊者数は5,772万人泊、外国人は1,520万人泊
観光庁は、2025年11月の延べ宿泊者数(第1次速報)を公表しました。
11月の延べ宿泊者数は全体で5,772万人泊、外国人延べ宿泊者数は1,520万人泊でした。外国人延べ宿泊者数は前年同月比0.7%増と、ほぼ横ばいの水準となっています。

客室稼働率は全体で65.9%で、前月から1.2ポイント減少しましたが、前年同月比では1.2ポイント増加しました。
最も稼働率が高かったのはビジネスホテルで、79.8%となっています。
また、都道府県別の稼働率(10月)を見ると、大阪府が85.0%と、全国で最も高い値でした。
10月の国籍別延べ宿泊者数、引き続き中国が1位
また、10月の国籍別延べ宿泊者数も発表されました。国籍別では、9月に引き続き中国が1位となっています。

上位5か国は、中国に続いて米国、台湾、韓国、オーストラリアの順となりました。米国は、2025年6月ぶりに台湾を抜き2位に浮上しました。
中国は前年同月比15.8%増加したほか、前月までマイナスだった韓国(同7.0%増)が成長を見せました。
また、ロシア(同93.8%増)、インド(同35.7%増)、ドイツ(同17.2%増)などが大きな伸びを見せました。
10月の地方部における外国人延べ宿泊者数、前年比14.1%増 都市圏は横ばい
10月の外国人延べ宿泊者数を三大都市圏と地方部で比較すると、2024年同月比で三大都市圏が0.8%減となっていたのに対し、地方部では14.1%増となりました。
10月の外国人延べ宿泊者数における三大都市圏と地方部の割合は、66.2% / 33.8%となっています。

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<参照>
観光庁:宿泊旅行統計調査
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