イギリスの大手データ分析企業であるGlobalDataは3月4日、中国の旅行市場に関する最新の調査レポートを公開しました。
同レポートによると、2029年までに中国の国内旅行者数は40億8,000万人、海外旅行者数は1億7,665万人に達すると予測されています。その背景には、次世代を担う若年層の台頭や家族旅行の活発化といった、市場を押し上げる主な要因があると分析しています。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)中国の海外旅行者数、2029年までに1億7,665万人に
同社が発表したレポートによると、中国の国内旅行者数は2029年までに40億8,000万人、海外旅行者数は1億7,665万人に達する見通しです。
加えて、国内・海外の両市場において最も活発な動向を見せているのは15〜24歳の層で、没入型体験などを求める若い消費者が市場を牽引している実態が明らかになりました。
また、2025年の海外旅行動向では、家族旅行が53.27%と過半数を占めています。かつての主流であった団体旅行は24.41%にとどまっており、家族や親しい友人との旅行へのシフトが鮮明となっています。
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中国人旅行者はプレミアム体験を求める傾向に
現在の中国における旅行ブームについて、同レポートでは単なる回復ではなく構造的な進化であると指摘しています。
旅行者の嗜好はより体験や価値を重視する方向に変化しており、特に日本を含むアジア太平洋地域や、関心が高まっているヨーロッパなどの長距離路線において、プレミアムな体験やサービスが求められています。
具体的には、ミシュラン星付きレストランでの食事や文化イベントの舞台裏見学といった「一生に一度」の希少な体験に加え、VIP空港サービスやプライベートガイドといったプレミアムなサービスが挙げられます。
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旅行先は価格よりも体験で決定
また、中国の消費者が旅行先を決定する際の主要な要因は「食体験(31%)」が最も高く、次いで「友人や家族からの推奨(15%)」となっています。
一方で「旅行費用」を重視する割合は10%にとどまっており、価格よりも、旅先でしか得られない体験が優先される状況が明らかになりました。
こうした消費意欲の高さはデータにも表れており、2029年までに中国の国内旅行支出額は約6,780億ドルに達すると予測されています。海外旅行においても、自身のこだわりを反映した体験に相応の対価を支払う層が、今後の市場拡大を支える中核になると予測されます。
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