2025年の訪日イギリス人数は初の50万人超え、消費額は2,071億円で過去最高:英国市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2025年年間】

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日本政府観光局JNTO)が発表した訪日外客統計によると、2025年年間の訪日イギリス人数は53万5,000人でした。

また、観光庁インバウンド消費動向調査によると、訪日イギリス人旅行消費額は2,071億円で、訪日客数、消費額ともに過去最高を更新しました。

本記事では、イギリス市場のインバウンド動向について解説します。

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訪日イギリス人客数最新データ:年間53.5万人

日本政府観光局JNTO)が発表した訪日外客統計によると、2025年の訪日イギリス人数は53万5,000人(前年比22.4%増)でした。統計史上初めて50万人を突破し、過去最高を記録しました。

▲訪日イギリス人客数の推移(2015〜2025):日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成
▲訪日イギリス人客数の推移(2015〜2025):日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成

2025年は、継続する訪日旅行人気や経由便の多様化が訪日客数の増加を後押しした結果、すべての月で前年を上回って推移しました。

なかでも4月は、スクールホリデーやイースター休暇などによって1年のなかで最も高い伸び率を記録し、単月として過去最高の訪日数となりました。

▲訪日イギリス人客数 2024年と2025年の比較:日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成
▲訪日イギリス人客数 2024年と2025年の比較:日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成

欧米豪のエリア別で見ると、イギリスは、アメリカオーストラリアカナダに次いで4番目に位置しています。一方で、訪日未経験者が8割を占めており、今後の伸びしろが大きい市場といえます。

イギリス人の海外旅行先としては、スペインなどの欧州やアメリカのほか、アジアではシンガポールタイが人気となっています。日本も、イギリスの有力旅行雑誌にて「世界で最も魅力的な国」1位になるなど、近年は人気が徐々に高まっています。

関連記事:英有力旅行誌で日本が「世界で最も魅力的な国」1位に 都市・地域別では東京と北海道がランクイン

▲エリア別訪日客数の比較:日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成
▲エリア別訪日客数の比較:日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成

訪日イギリス人消費額最新データ:年間2,071億円

続いて、観光庁が発表しているインバウンド消費動向調査によると、2025年年間の訪日イギリス人旅行消費額は2,071億円でした。前年比では24.9%増となり、過去最高を記録しました。

▲訪日イギリス人消費額の推移(2015〜2025):観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日イギリス人消費額の推移(2015〜2025):観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

四半期別で見ると、1〜3月期のみ前年同期を下回りましたが、それ以外は前年を上回って推移しています。

特に4〜6月期や10〜12月期において高い消費額を記録し、4〜6月期は前年同期比44.1%増と大幅な伸びを見せました。4〜6月期は桜シーズン、10〜12月期は紅葉シーズンといった訪日のピークと連動しています。


▲訪日イギリス人消費額の年間推移(2024年比):観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日イギリス人消費額の年間推移(2024年比):観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

1人当たりの消費額は39万391円

訪日イギリス人客の消費額について、さらに詳しく見ていきましょう。

2025年年間の訪日イギリス人の1人当たり消費額は、39万391円でした。全市場の1人当たり平均消費額(22万8,809円)と比較すると16万円以上多くなっています。

1人当たり消費額の構成をみると、最も大きな割合を占めた宿泊費は19万2,573円で、全市場で最も高くなりました。前年と比較すると、2万円以上増加しています。

▲費目別 1人当たり訪日イギリス人消費額:インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲費目別 1人当たり訪日イギリス人消費額:インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

イギリスは、滞在日数が長く消費単価が高い傾向にある欧米豪エリアのなかでも、ドイツ(39万3,710円)に次いで2番目に消費単価が高くなっています。

イギリスでは経済成長の鈍化と継続するインフレが家計が圧迫する要因となっていますが、支出を見直す際でも旅行への意欲は高い状態が続いているようです。

▲エリア別消費単価の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

▲エリア別消費単価の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

2025年10月には大相撲ロンドン公演が34年ぶりに開催され、大きな話題となるなど、日本人気の高まりが続いています。

イギリス人はオーバーツーリズムが発生している旅行地を回避する傾向があり、近年ではゴールデンルートに地方部をプラスした旅行商品も多く取り扱われているようです。

また家族旅行に関する問い合わせも増加傾向で、多様なニーズに応えるコンテンツ造成が求められています。

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以上、イギリスの最新インバウンドデータを解説しました。訪日ラボでは、イギリスインバウンド動向に関する情報を日々発信していますので、ぜひご覧ください。

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※本記事では、以下のデータを用いて記事内容・グラフを作成しています。

  • 観光庁:訪日外国人消費動向調査およびインバウンド消費動向調査(※1人当たり消費額は全目的で算出、速報値を含む)
  • 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計(※速報値を含む)

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<参照>

日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計

観光庁:インバウンド消費動向調査

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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