2025年の訪日ドイツ人数は43.0万人で過去最高、消費額は前年比58.3%増を記録:ドイツ市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2025年年間】

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日本政府観光局JNTO)が発表した訪日外客統計によると、2025年年間の訪日ドイツ人数は42万9,500人でした。

また、観光庁インバウンド消費動向調査によると、訪日ドイツ人旅行消費額は1,661億円で、ともに過去最高を更新しました。

本記事では、2025年のドイツ市場のインバウンド動向について解説します。

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訪日ドイツ人客数最新データ:年間43.0万人

日本政府観光局JNTO)が発表した訪日外客統計によると、2025年の訪日ドイツ人数は42万9,500人でした。前年比では31.8%増となり、過去最高を記録しています。

▲訪日ドイツ人客数の推移(2015〜2025):日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成
▲訪日ドイツ人客数の推移(2015〜2025):日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成

2025年はすべての月で前年を上回りました。特にイースター休暇があった4月は、単月としての過去最高を記録し、前年同月比58.7%増と年間で最も高い伸び率となりました。

ほかにも6月(同44.0%増)、8月(同47.9%増)、9月(同42.4%増)で前年同月から40%以上の大幅な伸びを見せました。訪日ピークである春・秋シーズン以外の月でも成長が見られ、訪日需要が高まっている様子がうかがえます。


▲訪日ドイツ人客数 2024年と2025年の比較:日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成
▲訪日ドイツ人客数 2024年と2025年の比較:日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成

ドイツ市場は、欧州のなかで英国、フランスに次いで3番目に大きい市場です。

ドイツは旅行大国で、人気海外旅行先としてはスペインなどの欧州、地中海近郊、エジプトが挙げられています。長距離旅行では北米タイが人気ですが、近年は日本人気も徐々に高まっている状況です。

自然・アウトドアアクティビティへの関心が高いことから地方誘客のポテンシャルも高く、訪日リピーターと新規訪日層の双方の獲得に向けた取り組みが進められています。

関連記事:【欧米豪編】JNTOが語るインバウンド市場の動向とは?2025年「インバウンド旅行振興フォーラム」


▲エリア別訪日客数の比較:日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成
▲エリア別訪日客数の比較:日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成

訪日ドイツ人消費額最新データ:年間1,661億円

続いて、観光庁が発表しているインバウンド消費動向調査によると、2025年年間の訪日ドイツ人旅行消費額は1,661億円でした。前年比58.3%増と大きく伸長し、過去最高を更新しました。

▲訪日ドイツ人消費額の推移(2015〜2025):観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日ドイツ人消費額の推移(2015〜2025):観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

四半期別で見ると、各期において前年同期を上回って推移しました。特に4〜6月期は前年同期比76.4%増、7〜9月期は同78.4%増、10〜12月期は同46.2%増と大きく伸長しました。

訪日数の拡大や後述する消費単価の増加などによって、全体の消費額が押し上げられました。

▲訪日ドイツ人消費額の年間推移(2024年比):観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日ドイツ人消費額の年間推移(2024年比):観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

1人当たりの消費額は39万3,710円

訪日ドイツ人客の消費額について、さらに詳しく見ていきましょう。

2025年年間の訪日ドイツ人の1人当たり消費額は、39万3,710円でした。全市場の1人当たり平均消費額(22万8,809円)と比較すると16万4,901円高く、全市場の中で最も高くなりました。前年比では18.2%増を記録し、欧米豪市場のなかで最も高い伸び率となりました。

1人当たり消費額の構成をみると、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で18万1,517円でした。前年と比較すると、すべての費目で増額しており、特に宿泊費は2万9,960円、買物代は1万6,449円増と大きく伸びました。

▲費目別 1人当たり訪日ドイツ人消費額:インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲費目別 1人当たり訪日ドイツ人消費額:インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

滞在日数が長く消費単価が高い傾向にある欧米豪エリアのなかでも、ドイツはほとんどの費目で上位に位置します。特に宿泊費(18万1,517円)は英国、交通費(5万3,061円)はイタリアに次ぐ金額となっており、消費意欲の高さがうかがえます。

また平均泊数は18.0泊と、フランスに次いで2番目の長さで、全体の消費額の押し上げにつながったと考えられます。

▲エリア別消費単価の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

▲エリア別消費単価の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

自然・アウトドアアクティビティへの関心が高いドイツ市場ですが、ハイキングやサイクリングといったアクティビティにおいては、日本ならではの異文化体験を組み合わせて欧州との差別化を図ることが重要となっています。

また、近年は若年層を中心とした人気の高まりから、訪日旅行において日本のポップカルチャーを楽しむことを期待する層も増えているようです。

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以上、ドイツの最新インバウンドデータを解説しました。訪日ラボでは、ドイツインバウンド動向に関する情報を日々発信していますので、ぜひご覧ください。

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※本記事では、以下のデータを用いて記事内容・グラフを作成しています。

  • 観光庁:訪日外国人消費動向調査およびインバウンド消費動向調査(※1人当たり消費額は全目的で算出、速報値を含む)
  • 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計(※速報値を含む)

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<参照>

日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計

観光庁:インバウンド消費動向調査

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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