日本政府観光局(JNTO)が発表した訪日外客統計によると、2025年年間の訪日フランス人数は45万7,600人でした。
また、観光庁のインバウンド消費動向調査によると、訪日フランス人旅行消費額は1,640億円で、訪日客数、消費額ともに過去最高を更新しました。
本記事では、フランス市場のインバウンド動向について解説します。
訪日フランス人客数最新データ:年間45.8万人
日本政府観光局(JNTO)が発表した訪日外客統計によると、2025年の訪日フランス人数は45万7,600人でした。前年比では18.8%増となり、過去最高を記録しました。

2025年は継続した訪日需要に加え、近年の若年層を中心とした訪日人気の高まりなどが影響して、すべての月で前年を上回って推移しました。
また訪日数が最も多かったのは10月で、秋シーズンによる訪日需要の高まりやスクールホリデーなどの要因によって、単月として過去最高を記録しました。伸び率が最も大きかったのは11月で、前年同月比33.0%増となりました。

フランスは、欧州の中ではイギリスに次いで2番目に大きい市場です。
フランスでは日本を「いつか行きたい旅行先」と考える人が多く、訪日未経験者が7割を占める市場であることから、今後さらなる伸びが期待されます。
関連記事:【欧米豪編】JNTOが語るインバウンド市場の動向とは?2025年「インバウンド旅行振興フォーラム」

訪日フランス人消費額最新データ:年間1,640億円
続いて、観光庁が発表しているインバウンド消費動向調査によると、2025年年間の訪日フランス人旅行消費額は1,640億円でした。前年比では18.2%増となり、過去最高を記録しました。

また四半期別で見ると、各期で前年を上回って推移しました。特に消費額が多かったのは、4〜6月期と10~12月期です。
それぞれ桜や紅葉などの訪日ピークシーズンと連動しており、特に10~12月期は前年同期比33.6%増と大幅に成長しました。

1人当たりの消費額は35万9,584円
訪日フランス人客の消費額について、さらに詳しく見ていきましょう。
2025年年間の訪日フランス人の1人当たり消費額は、35万9,584円でした。全市場の1人当たり平均消費額(22万8,809円)と比較すると約13万円多くなっているものの、前年比で0.4%減とわずかに下回りました。
1人当たり消費額の構成をみると、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で15万7,569円でした。前年と比較すると宿泊費と娯楽等サービス費、買物代が増加しています。

欧州エリアで比較すると、フランスはドイツ、イギリス、スペインの次に位置します。
一方で平均泊数は18.4泊と、他市場に比べて長期滞在する傾向があり、日本の生活や文化を知りたい、現地の人と交流したいという需要もあることから、地方誘客を推進しやすい市場といえるでしょう。
近年は東京や京都への訪問に地方部をプラスする動きが見られ、東京や京都からの動線を踏まえたルートで訴求することが効果的だと考えられます。

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以上、フランスの最新インバウンドデータを解説しました。訪日ラボでは、フランスのインバウンド動向に関する情報を日々発信していますので、ぜひご覧ください。
※本記事では、以下のデータを用いて記事内容・グラフを作成しています。
- 観光庁:訪日外国人消費動向調査およびインバウンド消費動向調査(※1人当たり消費額は全目的で算出、速報値を含む)
- 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計(※速報値を含む)
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<参照>
日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計
観光庁:インバウンド消費動向調査
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