プリクリアランスとは、出入国を管理する側で自国の入国審査官を相手国の空港へと派遣し、入国審査を渡航前に現地で実施する制度を指します。

ハワイ州最大手のハワイアン航空が就航する、米国国内線ならびに国際線の空港で実施のプリクリアランスで、新型コロナウイルスの陰性証明書の提示のほかいくつかの条件を満たす渡航者は、ハワイアン航空の係員が実施する空港での新型コロナウイルスに関する書類審査で、ハワイ到着後の待ち時間を短縮できます。

また、プリクリアランスを実施している航空会社を利用することで事前検査プログラム（Safe Travels Program）を利用する乗客は、搭乗前に必要書類の審査を実施でき、かつ、ハワイ到着時に検疫係員によって実施される隔離免除のために必要な手続きが不要となります。

ハワイアン空港では、ハワイ渡航のプリクリアランスプログラムに日本及び韓国からの出発便を加え、日本-ハワイ間のほか関西国際空港-ホノルル線でも開始しています。