兼六園とは、石川県金沢市に位置する日本庭園を指します。

水戸偕楽園、岡山後楽園と並び日本3名園の一つに数えられ、国の特別名勝に指定されています。

加賀の歴代藩主により造り上げられてきた兼六園ですが、広大な土地に池、築山、御亭を配置した回遊式の庭園であることが特徴です。

1874年以降は全面的に市民に開放され多くの茶店が出店し、1922年には国の名勝に指定されたのち、1985年に特別名勝へと格上げされています。

2018年の訪日外国人観光客数は42万9,000人と、石川県におけるインバウンド客の半数以上が兼六園を訪れています。