民俗文化財とは、衣食住、生業、信仰、年中行事等に関する風俗慣習、民俗芸能及びこれらに用いられる家屋、衣服、器具、その他の物件など人々が日常生活の中で生み出し、継承してきた伝承の技法や内容を指します。

日本では、有形の民俗文化財と無形の民俗文化財の2つに大別されます。

文化庁では，重要無形民俗文化財以外の無形の民俗文化財のうち特に必要があるものを、「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」として選択し、その保護を図っています。

2022年3月時点で重要有形民俗文化財は224件、重要無形民俗文化財は320件登録されています。