訪日英国人観光客向けのインバウンド対策としてイギリス人スタッフを採用するメリット、デメリット

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アジア圏の訪日外国人観光客の誘致は成功してきているものの、訪日英国人観光客をはじめとした欧米圏にの訪日外国人観光客の集客はまだまだ課題が山積している状態です。

訪日英国人観光客向けのインバウンド対策として、外国人スタッフを採用することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

 

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イギリス人を採用をする際に知っておきたい日本とイギリスの類似性

イギリスと日本は島国であることから、独自の文化を保守し、周辺諸国との協調性よりも米国との親和性を重要視する傾向があります。

そのため、国家間の相性は良いほうであり、訪日英国人観光客はいわゆる欧米系の訪日外国人観光客のように自己主張が強くありません。インバウンド対策をするうえで、比較的気持ちが理解しやすく、日本人とも折り合いが付きやすい性格だと言えるでしょう。

インバウンド対策としてイギリス人を採用するメリット、デメリット

イギリス人を採用して得られるインバウンド対策上のメリットを挙げるなら、母国語が英語なため幅広い訪日外国人観光客に対応できることでしょう。デメリットとしては日本のように終身雇用の概念がなく流動的なため、会社に対して価値を感じなくなったり、キャリアアップのために簡単に退職する可能性があげられます。訪日英国人観光客向けに長期的なインバウンド対策を行う場合には、注意したいポイントです。

 

階級制度のあるイギリス人をインバウンド対策として採用するのは困難か

イギリスの労働社会には目に見えない階級社会が浸透しています。上流階級、中産階級、労働階級に分かれており、階級間での差別があります。特に労働階級の人たちは立身出世が難しいため海外での就労を求めることもあり、日本も対象となるケースは少なくないでしょう。

日本の企業がインバウンド対策としてイギリス人を採用する事例

イギリス人の採用状況を公開している事例は極めて少ないようですが、最近話題になっている雇用情報としては、愛知県の観光局がプロモーションのために忍者をネットで公募したところ235人の応募があり、その内85%は海外からだったとしています。こういった形で日本で就労したいと考えている外国人は少なくないようです。

 

日本のアニメ、漫画などサブカルチャーが好きなイギリス人の採用

日本のアニメや漫画などのサブカルチャーは欧米圏の人気も根強く、熱心なファンなどは訪日英国人観光客として何度も日本を訪れてイベントなどに参加しており、いずれ日本で働きたいと考えている若者も少なくありませんん。このようなターゲットは雇用しやすいと言えるでしょう。

日本に定住したいと考えているイギリス人を採用するためにPRする

日本の文化やサブカルチャーに傾倒しているイギリス人の中には、日本に定住したいと考えている人は少なくないため、日本の観光業界に就職することで夢が叶うというプロモーションの仕方はひとつの手段だと言えます。

 

まとめ:訪日英国人観光客の誘致はイギリス人スタッフによって行うという考え方

日本人が海外に旅行に行った際に、現地在住の日本人にその国の良さを紹介してもらったらより親近感がわくのと同様に、イギリス人スタッフにより訪日英国人観光客の観光案内をするのもひとつのインバンド対策だと言えるでしょう。雇用においては色々とハードルが高い面もありますが、イギリス人スタッフを雇うことでのメリットも非常に大きいと期待できます。

 

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2023年年間の訪日外客数は2,500万人を突破。外国人消費額は5兆円で、過去最高額となっています。また、2024年1月の訪日外客数が268万8100人となり、2019年1月(268万9339人)とほぼ同数となったと発表され、今後さらなる伸びが見込まれます。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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