訪日韓国人観光客の消費傾向:菓子類や医薬品、キャラクターグッズなどが人気商品に

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訪日韓国人観光客の人数は2015年時点で352万人となっており、中国に次いで第2位の訪日外国人観光客数を記録しています。リピーターも多く、日本でショッピングに期待している人の多い訪日韓国人観光客の日本でのインバウンド消費について確認してみましょう。全体的に訪日韓国人観光客のインバウンド消費は低めとなっています。

 


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若い年齢層が多い訪日韓国人観光客

訪日韓国人観光客は男女ほぼ同数で、30歳代以下の男性が33%、30歳代以下の女性が35%と若い世代が多くなっています。50歳代以上は男女合わせて15%と少なめです。滞在日数は6日以内の人が93%を占める短期滞在者が中心となっています。

グルメやショッピングのインバウンド消費が見込まれる訪日韓国人観光客

訪日韓国人観光客が日本旅行で期待することは、インバウンド消費が見込まれるグルメおよびショッピングです。日本食に期待する人が約8割、そしてショッピングは5割の人が期待しています。訪日韓国人観光客の主な訪問先は福岡が32%。大阪が30%、そして東京は20%となっています。

 

スーパーや空港免税店を利用する訪日韓国人観光客

訪日韓国人観光客が利用するショッピング施設はスーパーやショッピングセンターで67%、コンビニは61%が利用しています。百貨店やファッション専門店で買い物する人はそれぞれ34%、10%となっています。空港免税店で買い物する人も48%となっています。

訪日韓国人観光客のインバウンド消費額

訪日韓国人観光客のインバウンド消費額の購入単価は宿泊費が2万6千円、飲食費1万5,000円、そして交通費が8,000円程度となっています。訪日韓国人観光客は短期滞在者が多いため日本国内での移動が少なく交通面での消費額が低くなっています。

 

訪日韓国人観光客のショッピングでのインバウンド消費

訪日韓国人観光客はショッピングでの消費額は菓子・食品や酒類が1万円ほど、化粧品そして医薬品はそれぞれ8,000円台、洋服・バッグ。靴類は合わせて1万6,000円。またアニメ・キャラクター関連商品消費額は8,000円ほどです。全体的に訪日外国人観光客平均に比べて低めとなっています。

訪日韓国人観光客の福岡市でのインバウンド消費

訪日韓国人観光客が多く訪れる福岡市においては、訪日外国人観光客というより日本人の様に多彩な商品を購入しています。百貨店ではブランドファッション、ハイブランドのハンカチ、ドラッグストアにみられる医薬品やチープコスメ、服・バッグ・靴・眼鏡やゴルフ用品などです。福岡市内の百貨店での1人当たりの平均消費単価は約8万円です。

 

まとめ:リピーターが多い訪日韓国人観光客

訪日韓国人観光客は1回ごとのインバウンド消費額は訪日中国人観光客ほど多額ではありませんが、年に複数回訪れる観光客もいるなどリピーターが多く、なかには特定の施設や店舗を再度利用する人もいます。商品やサービス面での信頼を得ることでインバウンド消費の増加を見込める顧客です。

 

訪日韓国人観光客インバウンドデータ集

データでわかる訪日韓国人観光客

2000年代から、日本語を学ぶ学生が増えています。その理由は、日韓交流の増加により日本語が就職に有利と判断され始めていること、日本文化に対する関心が高くなってきていることなどが挙げられます。実際に、韓国の日本語学習者数は約91万人(2006年)と世界の中でもトップで、世界の日本語学習者の約3割(30.6%)を占めていることになります。

訪日韓国人観光客の特徴

日本の製品やコンテンツに強い関心を持っており、距離的にも近い韓国はインバウンド消費を狙ううえで無視できない国のひとつです。リピーターが多く、自分の興味に合わせた旅行プランを練る傾向のある韓国人観光客は、東京都などの定番観光スポット以外にも足を運びます。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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