外国人に人気の日本のFacebookページ6選:運用に画像や動画といったコンテンツは必要不可欠

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外国人からのファンが多いFBページ いまや企業のプロモーションの必須アイテムとして常識となっているSNS運用。そのなかでも、Facebookページはインバウンドビジネスにおいても非常に重要な役割を担っています(訪日中国人観光客を除く)。

今回は、Social Insightを利用して、

  • 海外ファンが多い
  • 日本の企業が運営する
  • インバウンドに関連する
  • ファン数100万以上

といった特徴を持つFacebookページについてご紹介していきます(データや内容は執筆時2016年7月12現在)。

 


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Tokyo Otaku Mode

Tokyo Otaku Mode

Tokyo Otaku Mode

ファン数は他を引き離して1900万人弱を誇る「Tokyo Otaku Mode」は、自メディアシェア、キュレーションをメインコンテンツとしています。

運営の目的は自メディアを通した日本のオタク文化の情報発信、そして、アニメ関連グッズや日本のアーティストによる商品を販売する海外向けECサイト「Tokyo Otaku Mode Premium Shop」の販促。更新頻度は最近だと4件/日ペースで、コンテンツの内容はサービス名の通り、アニメコンテンツを主軸とした「オタク」な内容です。

投稿でのコメント欄でファンユーザー同士で交流がなされており、これらのコメントがバイラルしてファンがファンを呼ぶ好循環を形成しています。

 
ページ名
Tokyo Otaku Mode
 
ファン数
18840471
 
ページ開設
2011年3月24日
 
投稿の内容
自メディアシェア、キュレーション
 
業種
メディア、通販
 
参考URL
http://otakumode.com/

 

Tokyo Girls’ Update

Tokyo Girls' Update

Tokyo Girls' Update

博報堂DYグループの株式会社オールブルーが運営する「Tokyo Girls’ Update」は自メディアのシェアをメインコンテンツとしています。ファン数は500万人強。

原宿系や渋谷系と呼ばれるポップカルチャーや若手女性アイドルによる芸能活動を、日本の「カワイイ」カルチャーとして発信。ページ運用の目的はアイドルプロモーションがメイン。日本のアイドルが世界で人気があるなか、このページを運営する株式会社オールブルーは、各国の事情に合わせたアイドルプロモーションを展開・支援しており、そのプロモーションとして活用している模様。

 
ページ名
Tokyo Girls’ Update
 
ファン数
5238813
 
ページ開設
2013年5月18日
 
投稿の内容
自メディアシェア
 
業種
メディア
 
参考URL
http://tokyogirlsupdate.com/

 

Kawaii Museum JPN

Kawaii Museum JPN

Kawaii Museum JPN

「Kawaii Museum JPN」は日本のかわいいキャラクターや、そのグッズを紹介するページです。

株式会社Eunoが運営する、世界中のカワイイ写真を共有しあうSNS「Kawaii Museum」のプロモーションとして機能しており、現在では「Kawaii Museum」の投稿されたコンテンツからピックアップしたものをシェアする、という形で運用されています。更新頻度はあまり高くなく、月1〜2投稿程度で、最終更新は今年4月18日で止まっています。

 
ページ名
Kawaii Museum JPN
 
ファン数
5136660
 
ページ開設
2012年6月8日
 
投稿の内容
キュレーション
 
業種
SNS
 
参考URL
http://www.kawaiimuseum.net/

 

Hatsune Miku

Hatsune Miku

Hatsune Miku

音声合成システム「VOCALOID」に対応したボーカル音源のキャラクター「初音ミク」の海外向け公式Facebookページです。

初音ミクに関するイベント、商品、音源などのコンテンツの情報を主に英語で発信しています。運営はクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が行っており、初音ミクを始めとしたVOCALOIDシリーズキャラクターのプロモーション、およびその総合情報ポータルサイト「piapro.net」への導線が目的。

先述の「Tokyo Otaku Mode」ページと同様に、コメント欄ではファンユーザーが活発にコメントで交流しています。

 
ページ名
Hatsune Miku
 
ファン数
2524148
 
ページ開設
不明
 
投稿の内容
キュレーション
 
業種
エンターテイメント
 
参考URL
http://piapro.net/

 

ZEKKEI Japan

ZEKKEI Japan

ZEKKEI Japan

「ZEKKEI Japan」は日本人が絶賛する風景の数々を外国人向けに紹介するFacebookページです。メインコンテンツは名前の通り日本の絶景写真。

マーケティングを主事業とするトレンダーズ株式会社が運営しており、オウンドメディアとして同名の「ZEKKEI Japan」というWEBメディアも運営しています。

更新は1日4〜5件程度で、WEBメディア版の「ZEKKEI Japan」をシェアする方式をとっています。ページのターゲティングでアクセス元の地域によって言語を振り分けている模様。

 
ページ名
ZEKKEI Japan
 
ファン数
1304635
 
ページ開設
不明
 
投稿の内容
自メディアシェア
 
業種
メディア、マーケティング
 
参考URL
http://jp.zekkeijapan.com/

 

北海道ライカーズ

北海道ライカーズ

北海道ライカーズ

北海道ライカーズ」は、北海道の魅力を国内外に発信して地域活性化を行なう事を目的としたFacebookページです。サッポロビールとネットイヤーグループのグループ会社であるネットイヤーゼロの共同事業という形で運営。

WEB版の「Hokkaido Likers」をシェアする方式で投稿していますが、単純にURLを貼り付けるだけでなく、4行程度のリード文を書いていることも特徴です。また、サッポロビールが運営していることを感じさせないことも注目のところです。

 
ページ名
北海道ライカーズ
 
ファン数
1054177
 
ページ開設
不明
 
投稿の内容
自メディアシェア
 
業種
メディア、酒類製造
 
参考URL
http://www.hokkaidolikers.com/

 

まとめ:コンテンツ力を持つ企業が人気を持っている印象

いかがでしたでしょうか。それぞれのFacebookページを見てみると、どのページの投稿でも画像や動画が主であり、テキストはその補助として機能していることがわかります。

そのためか、運営する企業がわかりやすい「コンテンツ」を持っていることが多い傾向にありますが、特に注目すべきは最後にご紹介した「北海道ライカーズ」のページです。

解説でも触れたとおり、「北海道ライカーズ」はサッポロビールが運営しています。ビールメーカーであるところのサッポロビールは、一見外国人に対してリーチするコンテンツを持っていません。しかしながら、「北海道」という材料を、丁寧な編集をすることでコンテンツ化に成功しており、外国人に対してリーチする場を作り出すことに成功しました。

この試みは、インバウンドマーケティングにおいても転用可能です。たとえ「日本らしいなにか」というコンテンツを持っていなくても、充分に訪日外国人観光客にアプローチすることが出来ることを示しています。

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インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

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  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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