訪日外国人観光客に人気の訪問ルートである「ゴールデンルート」にも入っている東京ディズニーリゾート。今回はオリエンタルランドが発表するゲストプロフィールから、東京ディズニーリゾートのインバウンド収益を見てみます。
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訪日外国人の来場者比率は近年増加傾向

それでは早速見ていきましょう。「地域別来園者比率」を見ると、いわゆる「ゴールデンルート」という言葉、およびそのルートが定着し始めた2010年から見ていくと、2011年の東日本大震災の影響を受けたものの順調に増加していることがわかります。
訪日外国人来園ゲスト数は、たった4年で倍の160万人弱まで急増

年度別来園ゲスト数を見てみましょう。
2010年の約2,537万人から2014年の3138万人と、こちらも来場者数は順調な伸びを見せています。これに先ほどの来場者比率を掛け合わせることで、訪日外国人の来場者数を割り出してみました。

こちらを見てみると、やはり東日本大震災の影響により2011年の訪日外国人の来場者数は振るわなかったものの、2012年以降順調に回復し、2014年には2010年の約二倍の157万人の訪日外国人の来園があったことがわかります。
インバウンド収益も4年で倍の172億円(推定)

ゲスト1人あたりの売上高についても公表しています。1人あたり売上高は、2010年から2014年まで若干の増減はあるものの、大幅な変化は見られません。
このゲスト1人あたりの売上高と訪日外国人来園ゲスト数から割り出した推定インバウンド収益が以下の表です。

訪日外国人来園ゲスト数の上昇と比例して順調にインバウンド収益も伸びており、わずか4年で2010年比で倍の172億円まで成長しています。
国別でのデータが公表されていないですが、ゴールデンルートに採用されていることから訪日中国人観光客がメインの顧客だと考えられます。そのため推論になるものの、買い物を目的として訪日する中国人観光客であるからこそ、1人あたりの売上高はもう少し高いと見られ、インバウンド収益も、それにならって若干上振れる可能性が高いと考えられます。
順調に伸びていけば2016年のインバウンド収益200億超えも可能
2013年の訪日外国人の来場者数1,221千人に対して、2014年は1,569千人ですので、その伸び率はおよそ20%強。少々異常な伸び方をしているとも見られますが、2015年、そして2016年まで10%の伸び率をキープできれば2016年の東京ディズニーリゾートのインバウンド収益は200億円を超えることも現実的と思われます。
まとめ:インバウンドにおける「定番化」することの重要性
残念ながら2014年までのデータしかないこと、そして国別のデータがないことから大まかな予測しかできなかったものの、ゴールデンルートにリストインした影響力を如実に感じられる結果となりました。
また、訪日中国人観光客をはじめとしたインバウンドのトレンドは「モノからコトへ」へシフトをしています。とすれば、体験型の観光地である東京ディズニーリゾートはこの先もインバンド需要が拡大する可能性が高いと見られます。
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