意外と馬鹿にできない観光資源『忍者』 海外で「98.7%」が認知、「63.1%」は実在を信じていると調査で判明 さらに4月には「伊賀忍者・甲賀忍者」が日本遺産に認定

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忍者は海外でも「NINJA」で通じるほどにポピュラーな存在です。伊賀流忍者、甲賀流忍者は世界的にも知られており、伊賀市、甲賀市を訪れる訪日外国人観光客も少なくありません。そうした流れを受けて、日本忍者協議会(英語名:Japan Ninja Council)では忍者コンテンツに関する世界規模の調査『忍者グローバル調査』を実施。その結果を見ていきましょう。

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調査の目的

日本忍者協議会(英語名:Japan Ninja Council)では、2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、忍者を活用した観光誘致や地域経済活性化を推進 するため、日本への関心が高いと思われる 海外10か国(中国、台湾、香港、タイ、マレーシア、インドネシア、米国、オーストラリア、フランス、ドイツ)計2,000名を対象に調査 を実施。なお、調査に関しては日本人との意識の違いを知るために国内でも20~69歳の男女300人に対して調査を行っています。

調査項目

  • 「“忍者”認知度」
  • 「“忍者”好意度・興味度」
  • 「“忍者”になりたいか」
  • 「“忍者”へのイメージ」
  • 「忍者観光促進要素」など

海外10か国全体で、忍者の認知度は98.7%

調査対象国で忍者について「よく知っている」+「少し知っている」+「名前を聞いたことがある程度」を合計すると、海外10カ国での忍者の認知度は何と98.7%となり、調査対象国全てで97%以上の人が忍者について知っている ことがわかりました。

忍者が実在していると信じている人は63.1%

調査対象国で忍者について「現在も多数存在している」+「数は少なくなったが現在も存在している」と回答した人は63.1% となり、国別ではインドネシア(78.9%)と米国(73.7%)ではその割合が高く、米国では41.2%の人が「現在も多数存在している」と回答 しています。

忍者を知っている人の約50%が「忍者になりたい」と回答

調査対象国で忍者を知っている人に「忍者になりたいか」を尋ねたところ、49.6%が「忍者になりたい」と回答。タイでは80.8%もの人が「忍者になりたい」と回答 しています。

さらに今年4月には「伊賀忍者・甲賀忍者」が「日本遺産」に認定

日本忍者協議会正会員である伊賀市と甲賀市が申請を行った「忍びの里 伊賀・甲賀 -リアル忍者を求めて-」が今年4月に文化庁が認定する「日本遺産(Japan Heritage)」に認定 されました。

今回認定されたのは、伊賀市と甲賀市が持つ“リアルな忍者”が感じられる魅力ある里の文化や伝統を語るストーリーです。

まとめ

今回の調査からも明らかなように、海外でも人気、認知度ともに高い「忍者」は、国際的な観光資源として大いに活用出来る日本の財産と言えるものです。

日本忍者協議会では、今回の日本遺産認定を足掛かりに、伊賀・甲賀をはじめ全国に点在する忍者にまつわる文化や伝統を活用し、オールジャパンとしてさらなる忍者文化の発信を行うことで、地域経済の活性化などに寄与していきたいと考えています。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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