この夏行きたい場所は『北海道』/体験したいのは『夏祭り』・『花火大会』が6割 ~ 台湾人・訪日リピーターのキーワードは「日本人と同じ感覚を楽しみたい」 ~
[ジーリーメディアグループ]
台湾・香港人向けの訪日観光情報サイトとしてNo.1のユニークユーザー数を有する「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」を運営する株式会社ジーリーメディアグループ(本社:東京都渋谷区 支社:台湾台北市、代表取締役:吉田皓一)は、本サイトのユーザーである、2回以上日本に訪れたことがある20~30代の台湾人女性を対象に、WEB上で「訪日旅行に関する意識調査」を実施し、1,528名から回答を得ました。
2016年の1年間で日本を訪れた旅行客2400万人以上のうち、台湾からは過去最多となる410万人以上が日本を訪れました。うち8割以上が「2回以上」日本を訪れており、リピーター率は他国と比べても断トツで1位です。また、旅行者の大半が個人旅行者(FIT)のため、その行動の幅は広がりを見せています。そこで今回は、観光客が増える夏休みシーズンに、トレンドに敏感な女性台湾人訪日客が何に興味を持ち、どこへ行くのかを探るべく、本調査を実施しました。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
<「日本旅行に関する意識調査」結果サマリー>
◆今夏に行きたい都道府県は「北海道」が1位!リピーター上級者は東北・四国地方へ
- 今年の夏に行きたい場所は、北海道が1位(44.5%)、東京都が2位(35.2%)、沖縄県が3位(29.8%)
- 訪日回数2~5回の回答者(以下リピーター初級者)は、トップ3の北海道・東京都・沖縄県以外に4位 京都府(30%)、5位 大阪府(28.9%)と、ゴールデンルートに票が集まったのに対し、訪日回数6回以上の回答者(以下リピーター上級者)は、5位に青森県(19.9%)がランクイン
- リピーター上級者はリピーター初級者と比べて、東北地方への訪問意向が+9.8ポイント(青森県)、+4.7ポイント(宮城県・秋田県)高い。四国地方の香川県と徳島県に関しても同様に、リピーター初級者と比較して+4.4ポイント、+4.2ポイントの差がある結果に
◆今夏特に体験したいことは、1位「夏祭りへ行く(68%)」・2位「花火大会へ行く(60.4%)」
- 今年の夏、日本で特に体験したいことは1位が「夏祭りへ行く(68%)」、2位が「花火大会へ行く(60.4%)」で、「夏限定のグルメを食べる(53.7%)」、「季節の花を見に行く(52.1%)」が3位と4位に続いた。日本の風物詩を好む傾向がある
◆リピーター上級者は、特に体験したいことの1位が「銭湯、温泉に行く(67.5%)」と断トツでトップ
- リピーター初級者は、「銭湯、温泉に行く(17.7%)」が第7位なのに対し、上級者は、67.5%が回答しトップにランクイン。初級者と上級者の間に49.8ポイントの大きな差が開く結果となった
- 特に食べたいもの1位は「ご当地グルメ(65.8%)」がトップ。日本の地域に対する興味が伺える。その他、約半数が「人気のパンケーキ、スイーツ」を食べたいと回答。日本で流行していることを追いかけたいという傾向がある
◆旅行中の課題、約半数が「飲食店などの予約方法がわからない」と回答
- 訪日旅行中に困ることは、全体の49.2%が「飲食店などの予約方法がわからない」と回答し、さらに38.4%が「無料Wi-Fiエリアが多くない」、38.3%が「言葉が通じない」ことを課題としている。また、「交通の乗り方・乗り換えがわからない(34.3%)」という回答もあり、目的地までの二次交通が課題となっている
<アンケート概要>
サンプル数: 計1,528名
調査主体: ジーリーメディアグループ
調査対象: 今まで日本に2回以上訪れたことがある20~30代の台湾人女性
調査方法: 「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」内でのインターネットリサーチ
調査期間: 5月29日(月)~6月14日(水)
▼プレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d26957-20170703-1016.pdf
▼「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」とは
「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」(www.letsgojp.com)は、台湾人・香港人(繁体中国語圏)向けに、日本での遊び方、食、買い物に関する内容を中心に様々な日本の情報を発信している、日本観光情報サイトです。月間約500万PV、80万ユニークユーザーのサイトに加え、59万人以上のFacebookファンを獲得しており、両地域において非常に高い知名度と人気を持つインバウンドメディアです。2011年のサービス開始以来、北海道、東北、東京、大阪、京都、四国、九州、沖縄など12のエリア版を開設。各地域で訪日台湾人・香港人観光客を呼び込みたい企業や自治体、公共交通機関、団体などと連携し、地元の魅力を紹介しています。
【本件に関するお問い合わせ先】 ラーチーゴー広報窓口(㈱プラップジャパン内) 出元・篠原 TEL:03-4580-9105 ジーリーメディアグループ 広報担当 フルジョウ TEL:03-5925-8611
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樂吃購!日本(ラーチーゴー!日本)
台湾における日本サイトの中で最多のファン数約70万を有するFacebookページと連動させ、情報を拡散しています。航空券やホテル、体験ツアーの予約機能も備えているため、個人旅行のお客様にワンストップで情報提供及び予約(効果測定)までを承ることが可能です。
訪日台湾人観光客のインバウンド
訪日台湾人は2016年の訪問数で417万人と中国、韓国に続く3番目の旅客数となっています。台湾の人口が約2400万人なので、再訪問がなかったと仮定すると毎年6人に1人が日本に旅行に来ている計算になります。親日の方が多いのも訪日客数を伸ばしている要因の一つ。言語は中国本土とは違い繁体字で、中国人と一緒にされることを極端に嫌うため言語の取扱には注意が必要です。また、中国本土と違いyoutubeやSNSの利用にも制限がないため、マーケティングし易いのも一つの特徴です。
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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