今年2017年春 九州を最も訪れていたのは訪日韓国人:4月には100%以上増 LCCの大幅増便が鍵

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国土交通省 九州運輸局は九州を訪れた訪日外国人観光客数の推移を発表しており、2017年3月(確定値)、2017年4月(確定値)及び5月(速報値)を発表しました。今年の春に九州を訪れた訪日外国人観光客の動向 について詳しく見ていきましょう。

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2017年3月の主な市場動向

① 韓国からの訪日外国人観光客が前年同月比 +46.6%と大幅に上昇。

昨年12月のジンエア(LCC)の釜山~北九州線及び、ソウル~北九州線の就航に続き、2/1の済州航空(LCC)の仁川~福岡線増便、2/5のジンエアの仁川~北九州線増便などにより個人旅行を中心に引き続き韓国からの訪日外国人が増加しています。

② 中国からの訪日外国人観光客が前年同月比 +4.7% クルーズ船を含めた前年同月比では+26.5%に。

中国個人旅行を中心に回復が見られ、クルーズ船以外の通常入国者については前年同月比増加しています。大部分が中国発と想定されるクルーズ船については、前年同月比+31.7%と引き続き好調。

③ 台湾からの訪日外国人観光客は前年同月比 -7.5%と低迷。

昨年10月のVエア(LCC)の福岡線運航停止や、チャイナエアラインの宮崎線減便の影響も残り前年同月比減少となりました。

④ 香港からの訪日外国人観光客は前年同月比 -3.3%減少。

イースター休暇(4/14~4/17)が4月にずれたことにより前年同月比減少となりました。

⑤ タイからの訪日外国人観光客は前年同月比 -28.8%と大幅に減少。

昨年10月のジェットスターアジア航空(LCC)のシンガポール~バンコク~福岡線の撤退等により、引き続き前年同月比減少するものの、減少幅については、やや回復。

2017年4月の主な市場動向

① 韓国からの訪日外国人観光客は前年同月比 +105.3%と大幅に上昇。

3月と同様に昨年12月のジンエア(LCC)の釜山~北九州線、ソウル~北九州線の就航。2/1の済州航空(LCC)の仁川~福岡線増便、2/5のジンエアの仁川~北九州線増便などに加え、4/28のティーウェイ航空(LCC)の熊本~ソウル線就航など相次ぐLCCの就航、増便により個人旅行を中心に訪日外国人観光客が引き続き増加。

② 中国からの訪日外国人観光客は前年同月比 +14.7% クルーズ船を含めた前年同月比では +27.2%

3月同様に個人旅行を中心に回復が見られ、クルーズ船以外の通常入国者については一昨年同月との比較も増加(+4.1%)。クルーズ船については、地震の影響も少なかった昨年同月との比較も+29.2%と引き続き好調となっています。

③ 台湾からの訪日外国人観光客は前年同月比 +18.3%と上昇。

3月と同様にVエア(LCC)の福岡線運航停止、チャイナエアラインの宮崎線減便の影響が消えないものの、一昨年同月との比較でも増加しています(+25.3%)。

④ 香港からの訪日外国人観光客は前年同月比 +71.0%と好調。

3/26 の香港エキスプレス鹿児島~香港線増便などにより好調。一昨年同月との比較も増加しています(+74.8%)。

⑤ タイからの訪日外国人観光客は前年同月比 -34.2%減少。

3月同様に、昨年10月のジェットスターアジア航空(LCC)のシンガポール~バンコク~福岡線の撤退等により、引き続き前年同月比で減少しました。

2017年5 月の市場動向(※速報値)

2017年5月に関しては、3月、4月同様に、韓国中国からの訪日外国人観光客が増加の見通しとなっています。

今年の春(3月、4月)に九州を最も訪れていた訪日外国人観光客は韓国人。背景は大幅なLCCの増便。

3月には前年同月比 +46.6%、4月には前年同月比 +105.3%と大きな伸びを見せた韓国からの訪日外国人観光客ですが、その背景にはLCC格安航空会社)の増便が背景にあります。やはり個人旅行客を呼び込むには、安価な交通手段の提供が何よりも効くということの証明とも言えるでしょう。

<参考>

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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