インバウンド集客にはクーポンが有効!東アジアは割引、欧米はお土産が刺さる?!SNSでクーポンを訪日前・訪日中の外国人ユーザーへ配信しよう!

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皆様こんにちは!株式会社ビヨンド代表の道越(みちごえ)です。

今回は、インバウンド施策の中で、海外のお客様を自分のお店や施設に集客したい場合、またはサービスを利用してほしい場合にとても有効な クーポンを使ったプロモーション事例 をご紹介したいと思います。私たちも今まで2年以上で100社以上の企業や自治体様のインバウンドプロモーションを手がけてきましたが、その中でもクーポンを上手く使うことで、集客や売り上げに大きな効果が見られました。クーポンを上手く使った手法や、成功事例を見ていきたいと思います。

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【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】

会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

集客や売上に即効性あり!限定の割引や特典をつけたクーポンを活用しましょう!国ごとに刺さる訴求や特典も違うので、検証を。

さて、冒頭でもお話ししたように、色々といインバウンドプロモーションを進めていく中で、色々と皆さん試行錯誤されている方も多いと思うのですが、私たちが今まで実施してきた施策の中で、一番集客や売上で効果が出た施策が、SNSクーポンを訪日前・訪日中の外国人ユーザーへピンポイントで配信する 事です。   ただ、SNSで情報を発信するだけでは、なかなか集客に繋がっているのかが見えなかったり、即効性のある効果は見えてきません。そこで、“SNS限定のクーポン”を発行し、日本に興味のある外国人ユーザーや、今日本に旅行中の外国人ユーザーへピンポイントで配信してあげる事で、そこで集客や売上の効果に繋がってきます。

また、facebookなどでクーポンを発行すると、ダウンロードした数も計測する事ができるため、プロモーションの効果も見やすいですよね。

そこでクーポンを使った施策を是非、始めていただきたいのですが、国やターゲットによっても、刺さるクーポンの内容や訴求が変わってきます。少しだけ傾向を見ていきましょう。

■ 東アジア・中華圏の場合

中国台湾韓国は特に割引の訴求が刺さる 傾向が強いです。やはり割引や、他よりもお得という訴求が一番刺さりやすい傾向があります。私たちが今までやって見て、効果が出た訴求を一部ご紹介いたします。

クーポン事例

  • <facebook限定>免税+●%OFF!
  • <外国の方歓迎!>パスポートを見せたら●円割引き!
  • <ペア割>二人以上で来たら、●円引き!

など、“ここだけのお得な割引”というのが刺さりやすく、効果が出やすい傾向があります。そんなに無理して大きな割引をする必要はないですが、ここだけのお得なクーポンという訴求は、集客につながりやすく、効果も見えやすい傾向があります。   またクーポンを発行する際のデザインも、価格や割引がわかりやすいような、お得さを訴求できるような目立つ・わかりやすいデザインが刺さりやすい 傾向があります。是非、取り入れて見てください。

■ 欧米圏の場合

アメリカやヨーロッパなどの欧米圏は、割引よりも 日本らしいお土産や特典などの方が刺さりやすい 傾向があります。豪華なプレゼントを用意する必要はないので、オリジナルのアイテムや、和柄のグッズなど、ここだけの特典を訴求してみましょう。

クーポン事例

  • <facebook限定>オリジナル手ぬぐいプレゼント
  • <先着●名!>和柄のステッカープレゼント
  • <SNS会員限定!>ウェルカムほうじ茶1杯プレゼント

など。負担にならない程度のプレゼントや特典でいいので、日本でしかできない、ここでしかできない・もらえない限定のサービスや特典を考えて見ましょう。

また、この際のクーポンのデザインは華美でインパクトのあるデザインよりも、シンプルでわかりやすく、日本っぽいデザインや洗練されたデザインのものの方が受ける 傾向にあります。クーポンやバナーを作る際の参考にされて見てください。

クーポンの内容や特典が決まったら、SNSを使ってピンポイントで、訪日前・訪日中の外国人ユーザーへターゲティングして配信しましょう!

さて、クーポンの内容が決まったら、次はピンポイントでターゲットにクーポンを配信しましょう。Facebookのターゲティング広告を使えば、訪日前と訪日中のターゲットとなる外国人ユーザーへピンポイントでクーポンを配信することができます。例えば、弊社のクライアント様で以前に実施した際の事例を一つご紹介したいと思います。

■某ディスカウントストア様 クーポン施策事例

<前提>

  • クライアント
    • 某ディスカウントストア様(全国チェーン)
    • 鳥取県初の第一号店をOPEN
  • ターゲット
    • 台湾・韓国

<施策>

  • facebook限定でクーポンを配信
    • OPENを記念して、facebook限定クーポンを発行→クーポン持参で、免税+●%割引!
  • facebook広告ターゲティング例
    • 台湾・韓国に住んでいる20代-30代
    • クーポンやキャンペーンが好きな人
    • 日本観光に興味がある人
    • デイスカウントストアが好きな人

結果、配信開始から1週間で、なんと鳥取の店舗までわざわざ韓国台湾から8組のお客様が来店し、クーポン経由で買い物をしてくださいました。結果的には 1ヶ月で、合計17組、クーポン経由の売り上げが39万円 ありました。この施策にかけた広告費は1万円くらい です。すごい効果ですよね。交通の便があまりいいとは言えない鳥取県まで、わざわざクーポンを動機に、買い物をしに来てくれたのです。私も驚きました。

もちろん、サービスや商品・店舗が魅力的である事は必須ですし、しっかりその魅力をアピールできているかも重要です。ただ場所は関係なく、興味のある人にしっかりお得な情報を届けられれば、鳥取でもわざわざ来てくれる のです。

SNSや様々なプロモーションを実施する際に、「なかなか効果が実感できない」とか「実際に来ているのか、検証できない」という声をよく聞きます。このようにクーポンを利用すれば、どのくらいダウンロードしてくれたのか、そこから何名もってきてくれたのか、を数で計測する事が可能です。ホテル旅館などの宿泊施設、観光地、店舗、飲食店、通販、など、様々なジャンルで取り入れることができると思いますので、是非活用して見てください。

まとめ

日本でもクーポンは様々な業種で取り入れられていますが、世界でも有効なのだなと実感しています。ただ情報を発信して、「いいね」をつけて終わりではなくて、そこから自分のお店へ確実に来てもらう施策として、クーポンを活用していただけると効果も実感でき、実際の来店に繋がる数も増えてくると思います。あとは、国やターゲットごとに、刺さる特典やメッセージを色々と検証していくことで、必ず来店や集客に繋がりますので、地道にPDCAを回して行きましょう!次回もお楽しみに!

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【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。

<本セミナーのポイント>

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宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

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この記事の筆者

株式会社BEYOND

株式会社BEYOND

株式会社BEYOND 代表取締役兼SNSマーケティング・インバウドマーケティングプロデューサー、道越 万由子。新卒から10年以上IT業界でWEBマーケティングに従事し、インバウンドPR・SNSマーケティングプロデューサーとして活躍。2015年より、海外・SNSマーケティング事業を立ち上げ、自治体や大手企業の海外マーケティングの運営やインバウンド集客の100社以上のプロデュースに携わる。また、現在は日本のインバウンドSNSで盛り上げるため社団法人JIF日本インバウンド連合会の理事なども務め年間50回以上全国の自治体や企業向けにも多数講演を実施。

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