こんにちは、トレンドExpress編集部です。
日本政府観光局からの発表によれば、2017年の訪日外客数は前年比19.3%増の2,869万1千人となり、2018年もさらなる増加が期待されます。では、2018年は、訪日中国人の間でどのような「モノ」が人気となっていくのでしょうか。2017年の「日本で買った」「日本で買いたい」ランキングから探ってみたいと思います。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)化粧品の人気続く、美容液は高級路線、マスクはコスパ重視
「日本で買った」ランキング上位100位について「アイテム数」「クチコミ数」を集計し、その内訳をカテゴリで分析してみると、化粧品が30%を超えて他を突き放しています。「日本で買った」「買いたい」全クチコミ数の2017年の推移を見ても、化粧品カテゴリ以外のクチコミ数は大きく伸びていないのが現状です。
化粧品カテゴリについてさらに細かく見ていくと、「日本で買いたい」クチコミ件数推においては スキンケア・基礎化粧品 が圧倒的です。スキンケア・基礎化粧品が日本の「モノ」をけん引するという傾向は、ここしばらく変わっておらず、2018年も続くと見られます。

スキンケア・基礎化粧品の中では、定番の洗顔料や化粧水、フェイスマスクの他に、乳液・美容液 の人気が高まっているようです。「日本で買いたい」ランキングの乳液・美容液カテゴリでは、クレ・ド・ポー ボーテの美容液が1位をキープしています。また京東が公表した2017年メイク関連の売り上げデータを紹介した記事によると、美容液ではSKIIが首位を独走していると報じられていますが、全体的に中国人消費者の高級化粧品への需要が高まっている ようです。
一方、定番人気のマスクはコスパが重視 されているようです。
というのも、中国におけるフェイスマスク人気には、大量にマスクを利用して美肌を維持している有名人 の存在があります。中国のアイドル達の中には、家でも、車や電車での移動中も、さらに道を歩いている時でもフェイスマスクをしている方もおり、1年で使う量はなんと700枚 だそうです。有名人のような美肌になるためにマスクをたくさん使いたいというわけで、コスパも重視されるのでしょう。
オーラルケア商品人気は子供の就活のため??
上記グラフを見てみると、オーラルケアもじわじわと増加しており、今後も関心が高まっていくと考えられます。都市部では子供の歯にフッ素コーティングを施す親が増えているそうで、特に「子供の歯の健康」への関心が高まっているようです。歯並びの良さは子供の自信にもつながり、就職活動にも有利といったクチコミが見られるほどです。またこの動きを裏付けるように、トレンドExpressがお届けしているECサイト人気商品ランキングでは、「ライオンこどもハミガキ」が順位を再び上げています。
生活雑貨・日用品に見られる共通点とは?
全体の件数はまだ少ないですが、じりじりと件数を増やしているのが生活雑貨です。中でも注目は「家庭用品」です。

家庭用品にランクインしている商品の1位はペット用の消臭剤で、中国におけるペット市場の急成長 が感じられる結果となっています。都心部では現在は独身一人暮らしの女性や小学生以上の子供を持つ家庭など、飼い主の幅も広がっている様子ですが、都心部の住宅事情も手伝ってペットの「ニオイ」が気になるという方も多いのかもしれません。また、中国では友人などを自宅に招くことも多く、今後も ペット用消臭剤ニーズ は高まっていくでしょう。
日本のペット用品はペットの健康にも優しいというクチコミも見られ、消臭剤だけでなくペットの体に直接触れるウェットティッシュといったケア用品などでもニーズが見込まれます。
家庭用品のその他のラインナップを見てみると、「消臭・ニオイ」「除湿」「除菌」 に関連したものが多い結果となりました。消臭剤についてはペットだけでなく、車や洋服など、そのニーズは多岐にわたるようです。
また、家庭用品に次いで洗濯用品も健闘しています。洗濯用品の1位は「香りつづくトップ」で、他にもしわやにおいを取るスプレーなどがランクインしており、ここでも「ニオイ」に関連した商品が見られます。
中国では伝統的にお香を楽しむ文化があり、昨今では都心部のエリートビジネスパーソンの間で関心が再び高まっているという話も聞きます。生活雑貨や日用品において、「香り・ニオイ」をテーマとしたプロモーションで、消費者を囲い込むのも効果的かもしれません。
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【インバウンド情報まとめ 2026年1月前編】観光庁2026年度予算、昨年度比約2.4倍 / 大阪観光局が2025年総括 ほか

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