[阪急電鉄株式会社]
★京都観光の玄関口「烏丸駅」西改札口をリニューアルし、「(仮称)阪急京都 観光案内所・烏丸」を開設します。
★阪急電鉄初の車内無料Wi-Fiサービスを京都線特急車両9300系と『京とれいん』に導入します。
★阪急電鉄の駅では初の自動外貨両替機を設置します。
★京都線の観光特急『京とれいん』の2編成目を導入します。
★駅のお客様用トイレの洋式化を進めています。
★駅におけるご案内をスムーズにできるよう、翻訳アプリ搭載のタブレット端末を導入しました。
阪急電鉄では、近年増加している訪日外国人のお客様が、駅や列車を便利で快適にご利用いただけるよう、さまざまなインバウンド施策を進めています。
その一環として、本年3月に当社の28駅で翻訳アプリを活用した旅客案内サービスを開始しました。今後は、烏丸駅に「(仮称)阪急京都 観光案内所・烏丸」を開設するほか、列車内での無料Wi-Fiサービスの導入や自動外貨両替機の駅への設置、京都線の観光特急『京とれいん』の2編成目の導入、駅のお客様用トイレの更なる洋式化などに取り組んでまいります。
1.京都観光の玄関口「烏丸駅」の西改札口をリニューアルし、
「(仮称)阪急京都 観光案内所・烏丸」を開設します
京都市営地下鉄やバス等との乗換結節点で、京都観光の玄関口である烏丸駅の西改札口を「品格ある顔、洗練された空間」にすべくリニューアルします。これに伴い、京都市が策定した「歩くまち・京都」総合交通戦略の実現に向けて、公共交通の利用とまちの賑わい創出を推進するため、梅田、河原町に次いで当社で3ヵ所目となる「(仮称)阪急京都 観光案内所・烏丸」を開設し、国内外から京都へお越しのお客様に対し観光案内・交通案内機能の充実を図ります。
「烏丸駅」西改札口のリニューアルについて
■主なポイント
(1)観光案内所とともに、その隣に待ち合わせスペースを新設します。
(2)京都市営地下鉄やバスなど、他の交通機関へのスムーズな乗換が出来るよう、
西改札口付近を整備し、旅客案内サインを充実させます。
(3)レンガや石を模した建築素材を使い、烏丸通りの景観を形作っている近代建築の雰囲気を取り入れ、
西改札口付近を落ち着きと格調ある空間にします。
「(仮称)阪急京都 観光案内所・烏丸」の開設について
■開 業 日
2018年度中(予定)
■開設場所
烏丸駅 西改札口前(改札外)
■営業時間
未定
■業務内容
多言語 (日本語・英語・中国語・韓国語)での会話が可能な案内スタッフを配置するほか、タブレット型情報端末を介した通訳サービスを採用することによって、観光案内・交通案内の充実を図るほか、企画乗車券・阪急電鉄オリジナルグッズなどの販売や手荷物の一時預かり、お荷物の全国発送サービスも行います。
2.阪急電鉄初の車内無料Wi-Fiサービスを京都線特急車両9300系と『京とれいん』に導入します
■サービス開始
2018年秋より順次
■対象車両
・京都線特急で運用している9300系車両
・観光特急『京とれいん』
■対象車両で提供する無料Wi-Fiサービス
●「HANKYU HANSHIN WELCOME Wi-Fi」
海外から日本へお越しのお客様が、自国と同様にスマートフォンやタブレット端末などで快適にインターネットに接続できる環境を整備するため、阪急阪神ホールディングスグループの沿線(駅・商業施設等)を対象に2013年12月21日から開始したサービスです。
簡単な認証手続きにより、駅や駅周辺の商業施設などで無料Wi-Fiに接続することが可能で、大阪・京都・神戸の街歩きに役立つ情報を多言語で取得することもできます。今回のサービス拡充により、移動中の車内でもご利用いただけるようになります。
●「HANKYU TRAIN FREE Wi-Fi」
海外から日本へお越しのお客様に限らず、どなたでもご利用いただける、契約不要の無料車内Wi-Fiサービスです。移動中の車内でも、スマートフォンやタブレット端末などを使って運行情報やニュース、行楽情報などに気軽にアクセスできるようになります。
3.阪急電鉄の駅では初の自動外貨両替機を設置します
海外から日本へお越しのお客様のご利用やお乗換の多い駅のうち、4駅に外貨両替機を設置し、利便性の向上を図ります。
■設置駅
梅田、河原町、烏丸、嵐山
■サービス開始
2018年夏頃、梅田駅に設置。
(以降、河原町駅と烏丸駅、嵐山駅に順次設置します)
■利用可能時間
各駅の始発~終電まで(年中無休) ※烏丸駅と嵐山駅は未定
■取扱通貨
(12ヵ国通貨)USドル、ユーロ、UKポンド、豪ドル、香港ドル、
中国人民元、韓国ウォン、新台湾ドル、シンガポールドル、
タイバーツ、インドネシアルピア、マレーシアリンギット
■両替機の特徴
10ヵ国語によるモニター表示が可能で、日本語と英語による音声ガイダンス機能があります。
■取扱金額
1回あたり日本円換算10万円まで
4.京都線の観光特急『京とれいん』の2編成目を導入します
京都線では、観光特急『京とれいん』を、2011年3月19日から土・日曜・祝日に運行しており、「和モダン・京町家風」の車内デザインで、日本人の観光客だけでなく、海外から日本へお越しのお客様にもご好評をいただいております。このたび、7000系車両を改造し、新たに2編成目となる観光特急『京とれいん』を導入することとします。この車両は、現在の『京とれいん』のイメージを継承しつつ、『ご乗車になられたときから京都』をコンセプトに、「京都」を五感で感じ取っていただけるデザインとする予定です。
この車両の詳細や運行開始日は、本年秋頃にあらためてお知らせしますので、どうぞご期待ください。
(ご参考)現在の『京とれいん』について
■運行開始日
2011年3月19日
■運行区間
梅田~河原町
■停車駅
梅田・十三・淡路・桂・烏丸・河原町
■運行日
土・日曜・祝日のみ(1日4往復)
■列車コンセプト
列車にご乗車になられた瞬間から京都への旅の期待が高まるような演出が特徴です。京都の「和モダン」をコンセプトに、6300系車両を改造した6両編成の現在運行している『京とれいん』列車は、2両ずつ異なる車内デザインを施し、京都の町家をイメージした内装にしています。
■ホームページ
http://www.hankyu.co.jp/area_info/arashiyama-navi/kyotrain.html
5.駅のお客様用トイレの洋式化を進めています
駅をご利用いただく際の快適性を高めるため、2016年度から駅トイレの美装化と機能向上を推進しています。この取組は、海外から日本へお越しのお客様の増加も見据え、清潔で綺麗なトイレ、誰もが使いやすいトイレを目指し、和式大便器を洋式化するとともに、すべての洋式大便器に温水洗浄便座を設置しています。
■2018年度に実施を予定している駅
・全面リニューアル
神崎川、門戸厄神、宝塚南口、相川、上新庄(北改札口側トイレ)、千里山、北千里
・和式大便器の洋式化
十三(1号線ホーム、4・5号線ホームのトイレ)、六甲、河原町
■実施目標
海外から日本へお越しのお客様のご利用が多い駅(31駅)のトイレの洋式化率を、2019年度末に約80%に、2024年度末には約98%に高めることを目標に整備してまいります。
(ご参考)
当社の全87駅(花隈を含む、天神橋筋六丁目を除く)のお客様用トイレは、2018年4月1日現在で106ヵ所あり、このうち海外から日本へお越しのお客様のご利用が多い駅のトイレ(43ヵ所)の洋式化率は約66%です。
6.駅におけるご案内をスムーズにできるよう、翻訳アプリ搭載のタブレット端末を導入しました
海外から日本へお越しのお客様と駅係員とのコミュニケーション・ツールの一つとして、翻訳アプリを搭載したタブレット端末を計28駅に導入しました。これにより、駅での乗り場案内や観光案内などのほか、お忘れ物の問い合わせや異常時の案内にも幅広く対応できるようになりました。
■導入時期
2018年3月より導入済
■導入駅
梅田、十三、塚口、西宮北口、六甲、神戸三宮、三国、豊中、蛍池、石橋、池田、
川西能勢口、宝塚、箕面、南方、淡路、南茨木、茨木市、高槻市、西山天王山、
長岡天神、桂、烏丸、河原町、吹田、山田、北千里、嵐山 (計28駅)
■特徴
・音声認識技術による翻訳文をタブレット画面に表示し、さらに機械音声で文章を読み上げます。
・頻度の高い案内は、あらかじめ定型文として登録し、検索や音声認識技術による呼び出しで案内に活用します。
・Bluetooth(無線通信)などを使って、ハンディスピーカーや駅放送設備から音声出力が可能です。
阪急電鉄株式会社 http://www.hankyu.co.jp/
リリース http://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/5960_c00b7e4cc41bbddc414aaf358c40e2af45930f6f.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1
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