「民泊」は、国内のみならず世界的に注目を浴びています。個人宅の空き部屋や訪日外国人観光客向けに購入した不動産を旅行者に貸し出す「民泊」の仲介サービスといえば、最近だと「Airbnb(エアービーアンドビー)」が有名です。
しかし、「Airbnb(エアービーアンドビー)」以外にも民泊サービスを提供している多くのサイトやアプリがあります。そこで今回は、スマホから簡単に宿探しができるオススメ民泊サイト・アプリを紹介します。
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1. Airbnb

「Airbnb(エアービーアンドビー)」は、世界192カ国の33,000の都市で80万以上の宿の情報を提供している民泊仲介サイトです。PCサイトと同じくエリアごとにフィルターで絞り込み検索ができるほか、実際にその土地を訪れた旅行者が投稿したコメントを閲覧できます。
2. HomeAway

「HomeAway」は、世界190ヵ国以上で200万件以上のユニークな物件が登録されているバケーションレンタルサイトです。世界23言語、50サイトを展開しています。地方やリゾート地の民泊施設の取り扱い件数が多いのが特徴で、日本各地にはおよそ40,000件もの登録施設があります。
アプリでは施設の検索、予約、ホストとの連絡のほか、レビュー投稿など宿泊に関する一連のことを「HomeAway」ひとつで済ませることができます。別荘や一棟貸し物件も充実しているため、家族やグループで泊まれる宿泊施設を探す場合は「HomeAway」がオススメです。
3. STAY JAPAN

「STAY JAPAN」は、株式会社百戦錬磨の子会社、とまれる株式会社が運営する合法の民泊物件のみを扱う民泊仲介サイトです。都会型民泊や、農業漁業体験ができる農泊などを手軽に検索することができます。予約一覧や詳細情報の閲覧、ホストとのメッセージやり取り、チェックイン/アウトの手続き、物件レビューなど便利な機能が充実しています。
4. 一休.com バケーションレンタル

「一休.comバケーションレンタル」は、ヤフーグループの高級ホテル・旅館の予約サイト「一休」が提供しているバケーションレンタル予約サイトです。はじめて訪れた旅行先でも、その土地に暮らしているかのような感覚で泊まれることをコンセプトに、別荘やコンドミニアム、古民家(町家)、プール付ヴィラなどバリエーションに富んだ物件を数多く掲載しています。「一休.comバケーションレンタル」の特別な審査をクリアした宿泊施設のみが掲載される、ユーザーにとってのロイヤリティーも重要なポイントと
5. 住百家(ジュバイジャ)

「住百家(ジュバイジャ)」は、2012年に設立した深圳に拠点を置く、中国民泊仲介大手の民泊サイトです。「住百家」の最大の特徴は、中国の若手エリートや富裕層を主なターゲットにしている点です。宿泊する部屋の品質や個人向けサービスの質の高さ、充実度を重視しており、現在香港での利用者数は既にAirbnbを大きく上回っていると言われているほど勢いのある民泊サイトです。
また、宿泊施設の手配のほか、送迎サービスや航空券予約、現地ガイド探しにいたるまで中国人向けに特化して海外旅行全般を支援してくれる手厚いサービスに力を入れています。24時間・年中無休の一対一のカスタマーサービスも提供しており、2016年4月には創業期の中小企業向け店頭市場の新三板市場に上場し、民泊関連企業として中国初の上場企業となっています。
6. 途家(トゥージア)

「途家(トゥージア)」は、2011年に北京で設立した中国民泊サイトです。「途家(トゥージア)」は中国国内で335の都市、香港・台湾を含む海外では1,018の都市で利用されているほどのメジャーな民泊サイトで、アパート、ヴィラ、戸建といった掲載されている物件の数は450,000件を超えています。
また、「途家(トゥージア)」途家は全額出資の子会社である日本途家を2016年4月に設立しました。日本途家は、民泊施設の登録支援、ホストやゲストから寄せられるカスタマーサポート、途家ブランドの日本市場新規開拓を目指した各種施策などを日本で行い2020年までに売上高3億円を目指しています。
すでに途家は、一流の高級旅館・ホテルを中心に取扱うRelux(リラックス)を運営する株式会社Loco Partnersとの提携を発表しており、この提携によりますます「途家(トゥージア)」の認知度は高まっていくことが予想されます。
7. Relux Vacation Home

「Vacation Home(バケーションホーム)」とは、満足度の高い一流ホテル・旅館の宿泊予約サービスRelux(リラックス)が運営する高級物件に特化した民泊予約サイトです。Relux同様に審査委員が高品質な合法施設のみを厳選して掲載しています。
多くの民泊サイトが登録物件数にフォーカスする一方で、Vacation Homeは、合法民泊や町家、古民家、貸別荘などの中でも特に高品質なサービス提供を行っている宿泊施設だけを掲載しているのが特徴です。
まとめ
2020年の東京オリンピックに向けて、今後ますます訪日外国人観光客の増加が予想されます。リゾートホテルやビジネスホテル、温泉旅館に泊まるのも良いかもしれませんが、田舎暮らしや農林業、伝統工芸などさまざまな体験ができるのも、「民泊」ならではの魅力です。地方自治体や地域住民と連携を図りながら、訪日外国人観光客の「コト消費」のニーズにいかに対応できるかで「民泊」の需要はさらに高まっていくでしょう。
ホテルや旅館にオススメのインバウンド対策について より詳しい資料のダウンロードはこちら 「翻訳業務」を資料で詳しくみてみる 「テレビ電話型通訳サービス」を資料で詳しくみてみる 「チャットボットシステム」を資料で詳しくみてみる 「インバウンド研修」を資料で詳しくみてみる<参照>
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インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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