ベジタリアンとは|種類、飲食が対応すべき3つの理由、事例3選を紹介

ベジタリアンとは|種類、飲食が対応すべき3つの理由、事例3選を紹介

インバウンド対策としてベジタリアン対応のメニューを提供するレストランが増えてきています。外国人観光客の増加によって、多様化する食のニーズに対応するため、ベジタリアン対応はとても重要なものとなっています。さらに、ベジタリアン対応はインバウンド対策としてだけではなく、近年の日本人の食の多様化にに対するメリットも数多くあります。

そこで今回は、飲食店にベジタリアン対応が必須な理由について詳しく見ていきます。


ベジタリアンとは?

ベジタリアンとは、菜食主義者のことを指しますが「野菜だけを食べる人」 ということではありません。

ベジタリアンのなかにもいくつかの種類があり、魚や乳製品などを食べる人たちもいます。ベジタリアンだからといって、野菜だけを食べるわけではないのです。 

今さら聞けない!ベジタリアンには種類がある

ベジタリアンは、ビーガン(Vegan)、ラクト・ベジタリアン (Lacto-Vegetarian)、ラクト・オボ・ベジタリアン (Lacto-Ovo-Vegetarian)などのようにいくつかの段階に分けられるのです。

ベジタリアンは「菜食主義者の総称」だと考えると分かりやすいでしょう。

それぞれの段階によって、どのようなものを食べられるのかが決まっており、例えば、ラクト・ベジタリアン (Lacto-Vegetarian)は野菜のほかに乳製品を食べることができ、ラクト・オボ・ベジタリアン (Lacto-Ovo-Vegetarian)は野菜や乳製品のほかに卵も食べます。さらには「ペスコ・ベジタリアン」という魚を食べるベジタリアンの人もいます。

ベジタリアンとビーガンの違いは?

ベジタリアンのなかには乳製品や卵、魚などを食べる人たちもいるということを先ほど説明しましたが、野菜のみを食べるビーガン(Vegan)と呼ばれる人たちもいます。

ビーガン(Vegan)とは、動物性食品を一切食べない人たちのこと。皆さんがベジタリアンと聞いて想像するのは、このビーガンのことなのかもしれません。

ビーガンは、肉や魚を食べないのはもちろんのこと、卵や乳製品も食べません。さらにはハチミツや牛骨、豚皮を原料としたゼラチンも食べることができないため、動物の骨や魚介のスープもNGなのです。

さらにビーガンの中にもいくつかのタイプがあり、食品だけでなく毛皮の衣類などを身に着けない「エシカル・ビーガン」や、食品だけについて動物性のものを摂取しない「ダイエタリー・ビーガン」などがあります。

ベジタリアン向けメニューを提案する3つの必要性

現在、日本国内の飲食店では、ベジタリアン向けのメニューを提供するお店が増えています。

ここでは、日本でベジタリアン向けメニューを提案する3つの必要性について見ていきます。

1. あらあゆる食文化に対応できる

外国人観光客の増加に伴い、外国人向けのメニューの需要が高まってきています。世界中から様々な国の人たちが来日するためあらゆる食文化に対応する必要があるのです。

そのため、インバウンド対策としてベジタリアンメニューを取り入れるレストランが増えています。その代表的なものの一つがハラル対応。

ハラルとは、イスラム教徒が食べられる合法的な食品のこと。イスラム教徒は豚肉を食べられないなどの宗教的な制限があるので、ベジタリアン向けメニューを取り入れることで、宗教的な理由から食べるものが制限されている人たちにも対応することができるのです。

2. 顧客満足度アップにつながる

宗教上の理由など、さまざまな理由からベジタリアンメニューを求める人たちが来店しますが、そのような人たちは数あるメニューのなかから、限られたものしか食べることができません。

ベジタリアンではない人達に比べると、メニューの選択肢が減ってしまうのです。

しかし、ベジタリアンメニューを取り入れることによって、ベジタリアンの人たちも豊富なメニューのなかから選ぶことができるため顧客満足度アップにつながるのです。

3. 「ベジタリアン対応」ということがお店の付加価値になる

最近では日本でも「健康ブーム」と言われていて、ヘルシーなメニューや野菜をたくさん使ったメニューなどを求める人たちが数多くいます。

ベジタリアン対応とすることで、「ヘルシーな料理を提供しているお店」「健康志向なお店」などといったイメージが広がり、結果的にこれが、お店の付加価値となり集客へと繋がっていくのです。

ベジタリアン対応のメニューを提供しているカフェ・レストランの事例3選

ここまで、ベジタリアン向けメニューを提案する必要性について見てきましたが、実際にベジタリアン対応のメニューを提供しているカフェやレストランはどのように見つけたら良いのかを見ていきます。

1. ヴィーガンやベジレストランの情報が満載の「 Happy Cow 」

「Happy Cow」とは、ベジタリアン対応のメニューを提供しているレストランを紹介している情報サイトで、世界中のユーザーから情報が寄せられています。

世界各国のベジタリアン対応のレストランが掲載されていますが、日本のレストランも数多く掲載されています。

会員登録をするとお得な情報をメールで受け取ることができますが、レストランの検索などは会員登録をしなくても利用できます。 

2. ヴィーガン・マクロビオティック・ローフードを提供する「パプリカ食堂ヴィーガン」

大阪にある「パプリカ食堂ヴィーガン」は、ヴィーガン向けのメニューやマクロビオティック、ローフードなどを提供しているレストランです。

ベジタリアンの人たちだけでなく、健康志向の女性などからも人気が高いレストランです。

ビーガンに対応していることで動物性食品を全く使わないメニューを提供していて、お肉の代わりに大豆を使った「大豆ミート」などが食べられます。

3. 「Vegewel(ベジウェル)」

「Vegewel(ベジウェル)」は、ベジタリアン、ヴィーガンに対応したレストラン情報を多言語で配信している情報サイトです。

日本全国のベジタリアンに対応したレストランを掲載しているほか、ベジタリアン料理のレシピや情報も掲載しているので、家庭で作るときなどにも便利なサイトです。

多様化する食のニーズに柔軟に対応して集客力アップ

日本を訪れる外国人観光客が急増していることにより、食のニーズが多様化しています。ベジタリアン対応のメニューを提供することで、様々な人たちの食のニーズに柔軟に対応することが可能となるでしょう。

ベジタリアンに対してだけではなく、健康志向の日本人に対しても、ヘルシーなメニューを提供しているお店という良いイメージを与え、お店の付加価値へとつながっていくと考えられます。

インバウンド対策として様々な国の食文化に対応しつつ、多様化する日本人の食生活に対しても対応することができるベジタリアン対応は、今後の飲食店経営において重要なものとなっていくでしょう。


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客のインバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!