「クールジャパン官民連携プラットフォーム」(事務局:内閣府知的財産戦略推進事務局)主催により、日本の魅力あるコンテンツ等を軸として異業種が連携し、新たな商品・サービスなどを創出していくことを後押しすることを目的に、2月19 日(火)~2月22 日(金)の期間中「第3回クールジャパン・マッチングフォーラム」を開催しています。
「第3回クールジャパン・マッチングフォーラム」の初日である2月19日に日本の魅力を海外に展開する商品やサービス等を生み出す先進的な異業種連携プロジェクトを表彰する「第3回クールジャパン・マッチングアワード」を開催しました。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
第3回クールジャパン・マッチングアワードとは?

異業種が連携した取組事例とその効果を広く社会で共有し、こうした活動を奨励・普及・促進することを目的として、日本の魅力を海外に展開する商品やサービス等を生み出す先進的な異業種連携プロジェクトを表彰するアワードです。
表彰の対象になるのは、コンテンツ分野等と、食・観光・地方の産業や製造・販売・サービス等の異業種の連携により、日本の魅力を海外やインバウンド向けに展開する製品やサービス等で、2017年1月以降に発売・開始・実施されたものです。
グランプリは「京のロボ旅タクシー」

エムケイ株式会社、株式会社JTB、シャープ株式会社、株式会社ゲンが連携して取り組んだ「京のロボ旅タクシー」がグランプリに選ばれました。「京のロボ旅タクシー」はモバイル型コミュニケーションロボット「ロボホン」を旅の案内役として活用したタクシー観光です。ドライバーとロボホン(ヒトとロボット)の協力による新たな京都観光のスタイルを提案しています。

準グランプリ2件&審査員特別賞2件
「BIWAKO ビエンナーレ」
近江八幡市の伝統的建造物群保存地区を舞台に、国内外から多くのアーティストが参加し開催される地域密着型の国際芸術祭です。使用されなくなった江戸、明治期の町家や元工場等を会場とすることで、その魅力の再発見にも役立っているとのこと。滋賀県、一般社団法人近江八幡観光物産協会、公益社団法人びわこビジターズビューロー、マニラハウス(マニラ)、サン・メリー教会(パリ)、などが連携し取り組んでいます。

「ONE FOR AKITA プロジェクト」
忠犬ハチ公で知られる、世界で最も有名な日本犬「秋田犬」。飼育頭数の激減や殺処分という課題を解決するため、商品開発・販売の売上が秋田犬の保護費用として寄付される「ONE FOR AKITA プロジェクト」を展開しています。一般社団法人ONE FOR AKITA 公益社団法人秋田犬保存会、株式会社秋田ケーブルテレビが連携し取り組んでいます。

審査員特別賞は、下記の2つの取組みです。
伊豆高原グランイルミ
日本初の「体験型イルミネーション」をコンセプトに、ナイトアトラクション、ショータイム、夜行性動物とのふれあいなど、イルミネーションを独自のスタイルで進化させることにより、伊豆半島の夜の観光事業を盛り上げています。株式会社伊豆シャボテン公園と株式会社MIDORI 企画が連携し取り組んでいます。

浮世絵ぷちぷち
かつて浮世絵は、ワレモノを包む緩衝材としても用いられていました。その浮世絵を、現代の緩衝材であるプチプチ®と融合。coneru によるデザイン を加えることによって、受け取った瞬間の驚きと感動を生み出しています。川上産業株式会社とデザインチームconeruによる取り組みです。

まとめ:日本の魅力を海外へ!様々な企業や自治体が連携。オールジャパンで取り組む必要性が
日本の魅力を海外に展開する商品やサービス等を生み出す先進的な異業種連携プロジェクトを表彰するアワードとして開かれた「第3回クールジャパン・マッチングアワード」。官民一体となった先進的な事例が数々登場していました。日本の良さを海外に発信していくには、やはり、官民一体となり、オールジャパンで挑んでいく必要があると考えられます。
【7/23開催】育成だけではガイドは増えない!地域の魅力を最大化させる『ローカルガイド』を増やす打ち手とは
本セミナーでは、インバウンド観光における地方誘客や地域消費拡大の鍵として、「ローカルガイド」の可能性に焦点を当てます。
観光地では今なお、多言語で地域の歴史や文化を伝えられるガイドが不足しており、「訪日外国人の受け入れ体制が十分とはいえない」と感じている自治体も多いのではないでしょうか。
そこで注目されているのが、地域に根ざした人々が観光客を案内する「ローカルガイド」です。
2018年の法改正により、国家資格がなくても有償でガイドができるようになり、地域住民や移住者など、さまざまな人がローカルガイドとして活躍できる時代となりました
誰もがガイドになれる今だからこそ、地域の魅力を正しく伝え、訪日外国人に満足してもらえるガイド人材がこれまで以上に重要になっています。質の高いローカルガイドを増やせば、インバウンドの消費を促進し、地域経済への波及効果も大きく期待できます。
本セミナーでは、株式会社羅針盤と株式会社movが共催し、インバウンドを地域でどう受け入れ、地域の魅力をどう伝えるか。そのために欠かせないローカルガイドを増やすための具体的な打ち手や、現場での実践例を詳しくご紹介します。
<セミナーのポイント>
- いま注目のローカルガイドについて学べる!
- 地域としてインバウンドをどのように受け入れられるのかがわかる!
- インバウンドの満足度や消費を高めるための地域の魅力の伝え方について学べる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→育成だけではガイドは増えない!地域の魅力を最大化させる『ローカルガイド』を増やす打ち手とは【7/23開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年7月前編】「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に7月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年7月前編】
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