【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
アジア8地域と欧米豪4地域の海外旅行経験者を対象に調査
株式会社日本政策投資銀行(以下、DBJ)は、「北陸地域におけるインバウンド客の意向調査」と題した調査レポートを発表しました。
北陸地域は訪日経験者に人気
この調査において、「北陸地域」へ実際に足を運んだことのある人は、9%。訪問者の満足点については、日本料理や自然、風景のほか、桜、紅葉、雪といった四季折々の景観が挙げられました。
また、文化体験については、伝統工芸品の工房体験や見学に対する満足度が、全国と比較しても高いことが判明しました。
国内の有名観光地と比較すると、認知度や訪問意欲はいまひとつ低いようです。しかし、台湾や香港での認知度は高い傾向にあり、なかでも「立山/黒部」はよく知られていました。
「北陸地域」訪問経験者の国内移動については、鉄道や新幹線と回答した人が約60%。北陸新幹線についても認知度は高く、国内の周遊手段として、新幹線等の鉄道利用が浸透していることが分かりました。
「北陸地域」を訪れた人のなかには、訪日リピーターが多く見受けられ、滞在日数も長い傾向にあります。これらのインバウンドは、東京/京都/富士山のほか、飛騨高山/名古屋を周遊するといったケースが特徴的でした。
宿泊施設については、「日本旅館」が人気。しかし、宿泊地を決める際には、交通アクセスや通信設備の利便性が重視されるようです。
なお、「北陸地域」へ訪問意欲のある人の期待の対象は、自然、風景、日本料理、ご当地グルメが上位に挙げられました。
(画像はDBJのホームページより)
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▼外部リンク
株式会社日本政策投資銀行 プレスリリース
https://www.dbj.jp/
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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