日本の食へのパッションに惚れ込んだ。有名外国人ユーチューバーSimon and Martinaが日本情報を発信し続ける理由〜前編〜

日本の食へのパッションに惚れ込んだ。有名外国人ユーチューバーSimon and Martinaが日本情報を発信し続ける理由〜前編〜

近年YouTuberという言葉を耳にするようになったのではないでしょうか。インバウンド業界でもYouTube動画を活用した情報発信や、YouTuberを活用した観光地プロモーションが頻繁に各地で行われています。観光地を体験しながら、動画を活用し情報発信をするため、観光地の臨場感が伝わりやすく、インバウンドプロモーションにおいて親和性があると考えられています。

しかしながら「YouTuberとは一体どのような人たちなのか?」「インバウンドプロモーションにおいてどのような効果があるのか?」など疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。そこで今回、アメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリスを中心とした英語圏に対して140万人以上のフォロワーを抱えるYouTuber「Simon and Martina」の二人にインタビューしてきました。

「Simon and Martina」はKia Motorsやコカ・コーラ、Airbnbなどの世界中の名だたるグローバルブランドとの企業コラボするほどの実力派クリエイター。2016年には約8年間過ごした韓国を離れ、日本に活動拠点を移し「観光」や「食」、「文化」など幅広いジャンルを日本から世界に発信しています。


教員をやりながら趣味で始めたのがきっかけ

-ユーチューブを始めたきっかけは?

Martina氏:

10年前、カナダの高校教員をやりながら趣味程度で動画をアップしていました。動画をアップし続けると視聴者が徐々に増え、次第にファンが喜んでくれることが楽しくなってきました。ある時、SimonがYouTubeについて調べていたらYouTubeでお金を稼げることを知り、そのタイミングからYouTuberとして専業でやり始めました。8年くらい前ですね。

インタビューに答える「Simon and Martina」
インタビューに答える「Simon and Martina」

-なぜ韓国に移住したのですか?

Simon氏:

私達は食べることが大好きです。韓国の食べ物や文化が好きだったので移住しました。移住してから6年近く、韓国の文化や音楽を発信していました。その中でも特に食が好きだったので食を中心に発信していました。例えば、ビビンバのルーツや作り方などですね笑。

日本の食、そして食にかけるパッションに魅了された

-韓国の後、日本に拠点を変えていますがきっかけは?

Martina氏:

日本の食事の美味しさに惚れ込んでしまったので、数年前から移住しています。

韓国にいたころも何度か福岡に訪れていました。その際にラーメンを食べて、あまりの美味しさに驚きました。福岡ラーメンは今までにないスタイルの食べ物だったので感動しました。

さらに韓国でも美味しい料理が沢山ありましたが、日本は美味しいだけではなく、作り手の方々の料理にかけるパッションがすごかったです。料理にかけるパッションに対して惹かれたことも日本に移住を決意したポイントです。

例えばラーメンだけで何十種類もありますし、地域によって味も異なります。ラーメン1つを掘り下げるだけで人生が終わってしまうくらい、日本の食事についての奥深さを感じました。他にも、二八蕎麦作りの体験に行った時、80歳を超えるおじいさんが独自のこだわりをもってそばを打つ姿に感動を覚えました。日本の食事は味も最高ですが、その背景にある作り手の思いや、文化が詰まっている所に、日本の食の素晴らしさを感じました。韓国よりも料理を作っている人たちが、パッションを持って取り組んでいるように思いました。

Simon氏:

僕たちも動画作りに熱いパッションを込めて作っていますが、日本の職人達と話をしていると非常に共感する部分がありました。パッションを持っている職人達と触れ合える点でも日本に魅力を感じました。

 -職人たちと共感する部分があるというのはどのような部分でしょうか?

Simon氏:

こだわりですね。職人の方々は、一生をかけて料理やものづくりに励んでいます。「良いものをつくる」という姿勢に感動を覚えますし、共感します。

私達も動画作成に非常にこだわっています。自分たちが本当にいいと思ったものしか発信をしないですし、ファンの皆さんにどうしたら伝わるかな?というのを考えながら作成しています。

例えば、富士山のコスチュームを着て静岡の市場を紹介している動画があります。一見ふざけているだけに思われますが、海外で流行っていた番組をパロディの要素で組み込んで、楽しめる動画を撮りました。常に「ファンに伝えるにはどうすれば良いのか」を考えて、取り組んでいます。ただ、情報を伝えるだけだとウィキペディアを見るだけで十分です。情報だけではなく、ユーモアを交えたり、たとえ話を入れたりすることが重要です。


日本のパッションを世界に伝えていきたい

Simon氏:

何度も繰り返しになってしまいますが、日本の食と食に対する造り手のパッションは、他の国には無いと思います。私達もその魅力にハマり、日本が本当に大好きです!

原宿、渋谷などには日本の最先端の文化があり、非常に興味深いです。しかしながら、まだまだ地方に眠る日本の魅力について世界の方々は知りません。むしろ地方にこそ、ディープな日本を体験できるスポットが山程あります。私達は今後、地方に眠る素晴らしい日本の食事や文化を発信していきたいと思います。

日本への情熱を語るSimon
日本への情熱を語るSimon

まとめ

日本の食事や文化に惚れ込んでいる「Simon and Martina」。インタビューからは二人の日本好きさが十分に伝わってきました。後半では、「Simon and Martina」が英語圏の外国人に刺さるコンテンツの作り方について解説してもらいます。


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客のインバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!