【最新版】2019年航空会社ランキング発表、1位はシンガポール航空、おもてなし日本勢JAL・ANAは世界で何位?

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旅情報の口コミサイトトリップアドバイザー」は2日、トリップアドバイザー上で旅行者に高く評価されたエアラインを表彰する「トラベラーズチョイス 世界の人気エアライン2019」を発表しました。

「トラベラーズチョイス 世界の人気エアライン2019」は、2018年1月~2018年12月の1年間にトリップアドバイザー上に投稿されたエアラインの口コミの質、量、および5段階評価をもとに集計したもの。

世界1位に輝いたのは、2018年に引き続きシンガポール航空、日本のベストエアラインには3年連続でJAL(日本航空)が選ばれる結果となりました。

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【最新版】2019年航空会社ランキング

2019年における世界の航空会社ランキング、トップ10は次のとおりです。


1位 シンガポール航空
2位 カタール航空
3位 エバー航空
4位 エミレーツ航空
5位 JAL(日本航空)
6位 サウスウエスト航空
7位 アズールブラジル航空
8位 ニュージーランド航空
9位 Jet2.com
10位 ANA(全日空)


ベストサービス・エアライン【クラス別】

今回、クラス別の航空会社ファーストクラスやビジネスクラスといったクラス別での集計も行われました。結果は次のとおりです。

ベストファーストクラス: エミレーツ航空
ベストビジネスクラス: カタール航空
ベストプレミアムエコノミークラス: ニュージーランド航空
ベストエコノミークラス: シンガポール航空

【参考】2018年航空会社ランキング

トリップアドバイザーとは別のランキングとして、イギリスのスカイトラックス社のランキングも紹介します。最新ランキングはは2018年7月に発表されたもので、こちらの1位もシンガポール航空でした。

シンガポール航空は、「世界のベストファーストクラス」「アジアのベストエアライン」「ベストファーストクラス」など全4分野でトップを獲得しています。2016年は3位、2017年は2位と順位を上げ、2018年ついに世界でもっとも優れている航空会社にノミネート。

日本のキャリアはANA(全日空)が3位で、JAL(日本航空)が13位にランクインしており、トリップアドバイザーのランキングとはJALとANAの順位が逆になっていることがわかります

「ワールド・ベストエアライン」トップ20の結果は次のとおりです。


1位 シンガポール航空/前年2位
2位 カタール航空/同1位
3位 全日空(ANA)/同3位
4位 エミレーツ航空(UAE)/同4位
5位 エバー航空(台湾)/同6位
6位 キャセイパシフィック航空(香港)/同5位
7位 ルフトハンザ航空(ドイツ)/同7位
8位 海南航空(中国)/同9位
9位 ガルーダ・インドネシア航空/同10位
10位 タイ国際航空/同11位
11位 カンタス航空(オーストラリア)/同15位
12位 スイスインターナショナルエアラインズ/同14位
13位 日本航空(JAL)/同16位
14位 中国南方航空/同23位
15位 エティハド航空(UAE)/同8位
16位 オーストラリア航空/同17位
17位 ニュージーランド航空/同19位
18位 ターキッシュエアラインズ(トルコ)/同12位
19位 KLMオランダ航空/同22位
20位 香港航空/同24位

ランキング上位常連の航空会社の特徴は?

最新ランキングで上位の航空会社について詳しく紹介していきます。

シンガポール航空

シンガポール航空は、シンガポールを代表する航空会社です。サービスの良さが人気で、客室乗務員への教育が徹底しており、ムラのないサービスが評価されています。

シンガポール航空が拠点とするチャンギ国際空港は、世界で最も素晴らしい施設を誇る空港の1つで、スカイトラックの「世界で最も素晴らしい空港」のランキングで5年連続で1位に選ばれている空港です。

カタール航空

カタールのドーハに拠点を置くフラッグキャリアです。座席の座り心地、そしてフライト中のエンターテインメントで高い評価を受けています。

全日空

ANAの愛称で知られる日本国内最大手の航空会社です。機内サービスや清潔さ、安全性などの「ジャパンクオリティ」が高評価を得ています。

エミレーツ航空

アラブ首長国連邦のドバイに拠点を置く航空会社です。日本では成田・羽田・関空にも就航をしています。ヨーロッパやアフリカにも就航しているので、乗り継ぎにも便利です。2年前の2016年版のスカイトラックス社のランキングでは1位となっています。

エバー航空

台湾を拠点としている航空会社で、日本からは台湾へ旅行する多くの人に利用されています。他の海外キャリアと比べて日本語対応が優れているのが特徴です。日本発着便であれば、日本語に対応した映画を見ることができます。ANAのマイルを貯めることができることも、日本人にとっては嬉しいポイントです。

危険な航空会社は?

安全度で航空会社の格付けを行うAirlineRatings社が2019年の最新版のランキングを発表しました。格付けは1~7の7段階評価で、7が最も安全です。2019年には安全度で最低評価(=1)をもらった航空会社はありませんでした。以下に「2019年の評価が2だった航空会社」「過去6年で"1"評価を受けたことのある航空会社」をそれぞれ公開します。


  • 2019年に"2"の評価だった航空会社
ノックエア (タイ/NOK Air)
ブルーウィング(スリナム/Blue Wing)
カーム航空(アフガニスタン/Kam Air)
アリアナ・アフガン航空(アフガニスタン/Ariana Afghan Airlines)
PNG航空(パプアニューギニア/Airlines PNG)
エアアジア・タイ(タイ/AirAsia Thailand)
イラク航空(イラク/Iraqi Airways)

  • 過去6年で"1"評価を受けたことのある航空会社(過去に事故を起こしている航空会社が多い)

ブルーウィング (スリナム/Blue Wing)
ノックスクート (タイ/NokScoot)
高麗航空 (北朝鮮/Air Koryo)
レベル航空 (スペイン/Level)
金鵬航空 (中国/Suparna Airlines)
SCAT航空 (カザフスタン/Scat)
スリウィジャヤ航空 (インドネシア/Sriwijaya Air and Nam Air)
LADE (アルゼンチン/LADE)
タラ・エア (ネパール/Tara Air)
ネパール航空 (ネパール/Nepal Airlines)
イエティ航空 (ネパール/Yeti Airlines)
トリガナ航空 (インドネシア/Trigana Air)
XPRESSエア (インドネシア/Xpress Air)
トランスヌサ航空 (インドネシア/TransNusa)
カールスター・アヴィエーション (インドネシア/KalStar Aviation)
ウィングス航空 (インドネシア/Wings Air)
ライオン・エア (インドネシア/Lion Air)
バティック・エア (インドネシア/Batik Air)
日本人にはあまりなじみのない航空会社ばかりです。上にあげた航空会社のほとんどは、日本に就航していないので、日本から出国をする際は意識しなくても大丈夫でしょう。しかし、海外の出張先で飛行機を利用する際には注意が必要です。

利用目的に適した航空会社を

航空会社の人気ランキングを紹介するとともに、トップにランクインした5社の特徴を紹介しました。

日本のサービスの質を代表するJALやANAが高い評価を得ていることは誇らしいですが、シンガポール航空をはじめ、ほかにもサービス品質の高い航空会社は多いです。「おもてなし」のキャッチフレーズで世界に注目される日本のサービス品質ですが、品質向上においてはグローバルの航空会社から学べる点は多そうです。


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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