日本文化発信→訪日旅行の認知拡大に期待!フランスの「ジャポニスム2018」に続け!アメリカで「Japan 2019」開催

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2019年3月より、国際交流基金が主催の日本文化発信イベント「Japan 2019」が、アメリカのニューヨークとワシントンを中心に開催されています。2018年7月〜2019年2月には、フランスでも類似の複合型文化芸術イベント「ジャポニスム2018」が開催されており、続く「Japan 2019」への注目も高まります。フランスの「ジャポニスム2018」の成果をふまえ、「Japan 2019」開催にあたって期待されるインバウンド誘客への効果や公式企画について見ていきましょう。

【フランス】日本に親近感「96%」大盛況で閉幕した日本文化の祭典「ジャポニスム2018」データから分析

2018年7月〜2019年2月にかけて8ヶ月間に渡り、パリを中心にフランス全土で開催された日本文化の祭典「ジャポニスム2018」について、データを用いて分析していきます。期間中特に盛況だった3つのイベントのレポートもふまえ、インバウンドのフランス市場における今後の展望を見ていきましょう。目次「ジャポニスム2018」総動員数300万人超え計300以上の日本文化の魅力発信企画を実施3日間で6万人を動員した「地方の魅力ー祭りと文化」国際見本市「サロン・デュ・ショコラ」では日本文化体験ブースも盛況...



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「Japan 2019」開催で日本文化の奥深さを発信

「Japan 2019」は日本文化を海外に向けて発信する取り組みとして、フランスの「ジャポニスム2018」に引き続き開催される、日米交流事業です。国際交流基金が主催・共催、または協力する「Japan 2019公式企画」と、その他官民が実施する日本文化紹介事業や日米交流事業「Japan 2019参加企画」の2種類で構成されます。開催期間は2019年3月〜12月です。

「Japan 2019公式企画」では、舞台公演や展覧会など、計7つのプログラムを実施します。

  1. 『源氏物語』展 in New York〜紫式部、千年の時めき〜
  2. 「神道;日本美術における神性の発見」展
  3. 「日本美術に見る動物の姿」展
  4. 全米桜祭りでの公演
  5. ジャパン・ナイトにおける公演
  6. 宮城聰演出『アンティゴネ』
  7. 『杉本文楽 曾根崎心中』

「Japan 2019参加企画」では、3月に「ホノルルフェスティバル」と「ホノルル歌舞伎 ハワイ日系移民150周年事業」が実施されました。

「Japan 2019」で注目の公式企画3選

7つの「Japan 2019 公式企画」から、ユニークなプログラムを3つ厳選し紹介します。

『源氏物語』展 in New York〜紫式部、千年の時めき〜

2019年3月5日〜6月16日まで、東京国立博物館と石山寺の特別協力の元、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催される展覧会です。世界各国の言語に翻訳され、国境や世代を越えて愛される『源氏物語』の世界観を紹介します。本展覧会は、『源氏物語』が日本の美術や社会に与えた文化的影響の軌跡を辿っていくといったコンセプトです。舞台公演やシンポジウムなどの関連企画もあわせて開催することで、より『源氏物語』の奥深さを伝える機会としています。

「日本美術に見る動物の姿」展

老若男女が楽しめる動物をテーマとした日本の美術作品展覧会が、5月〜7月はワシントンのナショナル・ギャラリー・オブ・アート、9月〜12月はロサンゼルス・カウンティ美術館において、日米共同で開催されます。5世紀の埴輪から現代まで、日米の重要なコレクションや動物表現に関連した作品を300点以上展示する、大規模な企画です。絵画や彫刻、陶芸、写真など、さまざまな動物表現の作品から、日本人の暮らしや風土、宗教観が感じられるよう紹介します。

全米桜祭りでの公演

毎年3月から4月にワシントンで開催される日米友好の祭典「全米桜祭り」で、2.5次元ミュージカル"Pretty Guardian Sailor Moon"The Super Live・川井郁子&和楽器アンサンブルによるコンサート・望月ゆうさく(Mochi)によるパフォーマンスの3つのプログラムを実施します。期間は、3月22日〜24日の3日間です。日本の現代のポップカルチャーを象徴するようなミュージカル和楽器によるコンサートなど、世代を越えて楽しめる企画として、注目が集まります。

フランスの「ジャポニスム2018」から見る「Japan 2019」への期待

2018年7月から2019年2月まで、日仏友好160周年を記念し開催されたジャポニスム2018では、パリを中心に多種多様な文化交流イベントが実施されました。日本全国の地域の祭りを再現する「Grand Matsuri」は、初開催にも関わらず1日約2万人を動員し、地方自治体が地域の魅力発信を発信し、インバウンド誘客を促進する試みとして非常に効果的でした。

初開催にして1日に2万人の動員に成功した「GRAND

2018年10月20日〜22日に、日本の地域の魅力発信イベント「GRAND MATSURI」がフランスのパリで開催されました。現在パリを中心に盛り上がりを見せている、ジャポニスム2018の企画【「地方の魅力 」- 祭りの文化】の1つとして、「祭りと踊り」をテーマに実施されました。初開催にして週末は1日に2万人以上を動員した「GRAND MATSURI」から見る、フランス市場の最新インバウンド事情を、現地レポートとしてお届けします。訪日客の地方誘致に重要なのは、まず「知ってもらうこと」。効果...


東京都とパリ市が共同で実施した「パリ東京文化タンデム2018」の企画の1つ、「FUROSHIKI PARIS」では、老若男女問わずさまざまな世代がを訪れています。風呂敷の起源や日本文化のおもてなし精神に触れ、風呂敷の包み方のワークショップも大好評でした。

期間中は、ジャポニスム関連の広告がパリの街のいたるところで見受けられ、家族連れやご夫婦、若者グループなど、さまざまな世代に日本文化についてより深く知ってもらう機会となりました。「Japan 2019」でも、日本文化への興味・関心の拡大が訪日旅行の認知拡大の1つのきっかけとなることが期待されます。

まとめ:海外の日本文化発信イベントから訪日旅行の認知拡大へ

「Japan 2019」のような海外で開催される日本文化発信イベントは、直接的なインバウンド誘客促進には繋がらない一方で、訪日旅行の認知拡大・インバウンド誘客促進に向けた1つの手段として非常に効果的と言えるでしょう。フランスの「ジャポニスム2018」に続き、アメリカで世代を問わず奥深い日本文化の魅力を発信する「Japan 2019」の取り組みに、今後も目が離せません。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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