東京2020オリンピック大会のマラソンコース | 高橋尚子氏コメント・開始時刻・おすすめ観戦スポット・注目の陸上競技3つのチケット値段も解説

東京2020オリンピック大会のマラソンコース | 高橋尚子氏コメント・開始時刻・おすすめ観戦スポット・注目の陸上競技3つのチケット値段も解説

東京オリンピックまであと1年となり、先月はチケットの販売の抽選申込みがあり、今週20日(木)にはその当落が発表されます。

詐欺メールの横行を心配する専門家の声もあり、当落の連絡をメールで受け取ったら専用サイトへログインして詳細を確認することが推奨されています。

こうしたチケットの半分以上は8,000円以下で販売されますが、人気のある決勝などはやはり値が張る傾向にあります。

こうした中、チケットを持っていなくても観戦できる「穴場」ともいえる競技があります。「マラソン」と「競歩」です。

今回の記事では、マラソン・競歩の日程や都内の名所を巡るコース、おすすめ観戦スポットや注目ポイントについて紹介していきます。 

東京オリンピックのマラソン・競歩の日程は?

東京オリンピックは7月24日に開会式が行われますが、女子マラソンは8月2日に、男子マラソンは8月9日に行われます。マラソンには予選はなく、全選手が一堂に会し上記日程のみで順位が決定します。

また、競歩は予選会を通過した選手たちによる決勝が、男子20km競歩は7月31日男子50km競歩は8月8日女子20km競歩は8月7日に行われる予定です。

マラソンコース

東京オリンピックのマラソンコースは、主に都心の市街地を使用して組まれる予定で、沿道から観戦や応援をすることができます。詳しいコースについては以下の画像の通りです。 

▲[マラソン(男子/女子)コース]:東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会HPより引用
▲[マラソン(男子/女子)コース]:東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会HPより引用

マラソンコースは、現在建設中の新国立競技場をスタート・フィニッシュとして、水道橋、神田、日本橋、浅草、銀座、市ヶ谷、代々木を巡る42.195kmのコースです。コースの途中には、浅草雷門、増上寺、東京タワー、皇居外苑などの東京の名所が数多くあり、多くの人々が集まることが予想されています。

また、浅草や銀座、日本橋など、観光名所や人気スポットが多い地域では、選手が通過する時間以外も周辺の店舗でショッピングや飲食を楽しむことが可能です。

競歩コース

競歩のコースは以下の画像の通りで、20km、50kmともに二重橋前をスタート・フィニッシュ地点とした皇居外苑前の内堀通りを周回するコースです。

▲[50km競歩(男子)20km競歩(男子/女子)コース]:東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会HPより引用
▲[50km競歩(男子)20km競歩(男子/女子)コース]:東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会HPより引用

20km競歩では1周1kmのコースを20周、50km競歩では1周2kmのコースを25周するコースとなっており、マラソン以上に選手たちとの距離も近いため、選手たちに沿道の声援を届けることが可能です。

20km競歩、50km競歩ともに南側折り返し点は祝田橋付近、50km競歩の北側折り返し点が大手門で、20km競歩ではその中間地点に北側折り返し点が設けられています。

マラソンコースに対するコメント

発表されたマラソンコースについて、国際陸上競技連盟(IAAF)会長のセバスチャン・コ氏、オリンピック組織委員会の高橋尚子氏が、下記の通りコメントを発表しています。

東京2020大会のマラソンコースは、選手にとって挑戦しがいがあり、観客にとって観戦がしやすく、かつ都市の魅力を発信できる想像力豊かなコースです。

また、競歩コースは壮大な皇居を背景としており、緑に囲まれた皇居外苑の静寂と美しさを感じさせます。私たちは、両コースに大変満足しており、 組織委員会の創造力とご尽力に感謝しています。

ーセバスチャン・コ氏(IAAF会長)

2年後の東京2020大会でマラソンコースの沿道が、数え切れないほど多くのファンで埋め尽くされることを想像すると胸が高鳴ります。

マラソン、競歩ともに、沿道からの声援が選手たちを後押しし、選手たちが最高のパフォーマンスで応えることで、記憶に残る素晴らしいレースになることを期待しています​。

ー高橋尚子氏(東京2020組織委員会アスリート委員会委員長)

オリンピックマラソン観戦の応援おすすめスポットは?

沿道で応援するマラソンは無料で観覧が可能なため、大混雑が予想されています。

2016年に開催されたリオオリンピックにおける1位の選手のタイムは2:08:44、最下位の選手のタイムが2:46:18であり、選手が目の前を通過する時間は長くても約30分程度であると考えられます。以下では、少しでも効率的に観覧するために気をつけたい点や、おすすめの観覧スポットを紹介します。

マラソンの開始時間

屋外で行うマラソンでは暑さ対策が問題となっており、招致時には早朝7時半予定であった開始時刻が6時にまで繰り上げられました。当日は、電車などの交通手段が混雑により定刻通りに運行できない可能性もあるため、確実に競技を観たい方は前泊を検討するとよいでしょう。

選手たちの走行タイムを考慮すると、折り返し地点への到着は7時頃になると予想されています。

おすすめ観戦スポットは?

東京オリンピックのマラソンコースにおいて、選手たちを長く観ることができるおすすめスポットが3ヶ所あります。それは、神保町信号、日本橋北詰信号、神宮外苑の3ヶ所です。

オリンピックのマラソンは折り返しコースのため、基本的に選手が目の前を通過するのは往路1回、復路1回の計2回ですが、コースの特性上、上記のポイントでは往路1回、復路2回の計3回にわたって選手が目の前を通過します。

また、神宮外苑の辺りは並木道で日陰が多いこともあり、より多くの人々が狙い目スポットとして注目しています。

混雑は避けられない!

重ね重ねにはなりますが、マラソン観戦では大混雑が予想されるため、一旦観戦できる場所についたらそこから動くことは困難です。また、スタート・フィニッシュ地点のオリンピックスタジアム周辺においては、さらなる大混雑が予想されています。

誰しもスタートやゴールの瞬間を見たいのはもちろんのことですが、選手たちの走る姿がよく見えるのはコース途中の沿道といえます。

以下の記事では、東京2020オリンピック・パラリンピック大会の競技が開催される会場について紹介しています。

2020年東京オリンピックの主な会場

2020年のオリンピック開催が日一日と近づいてきます。7月から始まる聖火ランナーの都道府県枠の公募に先駆けて、今月からスポンサー企業枠のランナーの募集が始まります。聖火ランナーに申し込めるチャンスは、スポンサーの4社と都道府県にそれぞれ1回ずつの計5回となります。熱い思いを持った応募者の悲喜こもごものエピソードが生まれることでしょう。この記事では、2020年に開催される第32回オリンピック大会(以下、東京オリンピック)の主な会場を紹介していきます。2020東京オリンピックに使われる会場は全...


その他の注目陸上競技3選

無料で観覧可能というメリットからマラソンが取り上げられることが多いですが、その他にも注目を集めている陸上競技は数多くあります。以下では、マラソン以外の人気陸上競技についての注目ポイントを紹介します。 

1. トラック

トラック競技はまさに陸上競技の花形ともいうべき種目です。中でも大注目の男子100m決勝は8月2日の夜に開催される予定で、日本人では桐生祥秀選手やサニブラウン選手の活躍が期待されています。

人気が高いこともあり、男子100m決勝が行われる「陸上競技(男女)午後」のチケット価格は5800円(E席)~13万円(A席)競技チケットの中では最高値です。

2. フィールド

フィールド競技には、走り高跳び、棒高跳びといった高跳びや、走り幅跳び、三段跳びといった幅跳び、砲丸投げ、円盤投げ、ハンマー投げ、やり投げといった投てきなどがあります。

フィールド競技の注目選手といえば、2019年2月に走り高跳びの歴代日本記録を13年ぶりに更新した戸邉直人選手です。戸邉選手が更新した2m35cmの記録は、リオオリンピックの結果に照らし合わせると銅メダルに相当し、昨年の世界ランキングでも5位にランクインするほどの快挙でした。

身長や体格による部分が大きく、これまで日本人選手がなかなか結果を残すことができていない走り高跳びにおける日本記録更新は、人々の注目を集めています。

3. 混成競技

混成競技は、1人の競技者がさまざまなトラックとフィールドの競技に挑戦し、各々の実施競技の記録を点数に換算してその合計得点を競う陸上競技種目です。

男子は10種競技、女子は7種競技で行われます。

短距離、長距離に加え、幅跳び、投てき、ハードルなどをすべて1人でこなす混成は、オリンピックで最も過酷な競技と言われることもあるほどハードな種目です。

男子混成、女子混成のそれぞれの優勝者には、陸上競技の覇者として「キングオブアスリート」「クイーンオブアスリート」の称号が与えられます。

東京オリンピックまであと1年!日本中の盛り上がりに期待

いよいよ東京オリンピックを来年に控え、マラソンをはじめとしてさまざまな競技が注目を集めています。日本国内のみならず、世界中の人々が期待を膨らませている東京オリンピックにおいて、選手たちはどのような活躍を見せてくれるのでしょうか。

今回東京でオリンピックが開催されるのが約50年ぶりであることからもわかる通り、自国でのオリンピック開催はそう近いうちにはない機会です。今後の盛り上がりにも注目です。


関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客のインバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!